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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

野菜新規導入 虎の巻「野菜生産に取り組んでみませんか」発行

2016年05月27日 13時11分07秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 普及センターはこの度、みやぎ登米農協、登米市と共同で野菜部門導入のための資料集を発行しました。内容は野菜部門導入を提案する理由や生産振興品目の紹介、実践事例の経営収支、県・市・JAによる今年度支援策などをまとめたものになっています。昨年度に続く発行ですが、新規事例を追加するなど内容を更に充実させました。
 管内のキャベツときゅうりは指定産地になっており、周年で施設野菜生産を行う経営体が多く、またキャベツ等露地野菜でも雇用型の経営が展開され、野菜供給の一大産地となっています。一方、大規模な水稲や大豆等土地利用型作物栽培に取り組む法人などでは、経営のリスク分散、周年雇用、冬期間の所得確保のため新規作物導入が課題となっています。そこで、野菜の新規導入を検討する際に必要となる情報を提供するため作成したものです。
 このため資料集には、キャベツ等数品目の栽培面積あたりの労働時間、所得目標を記載しました。また、土地利用型作物を主体とし野菜栽培に取り組む3経営体と野菜を専作する3経営体を紹介し、それぞれの栽培品目と作付面積、作付体系を紹介し、参考として年間の作物別労働時間が一目でわかるようグラフを加えました。
 本資料集は、市、農協の窓口に設置しており、普及センターでは今後も関係機関と連携して新規野菜品目導入経営体を支援していきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

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