goo blog サービス終了のお知らせ 

宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

水稲の「乾田直播」の播種が始まりました

2016年05月25日 11時10分00秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 近年,苗づくりや田植えを省略し,田んぼに直接種をまく「直播栽培」が増えています。その一つに,田んぼに水を入れずに乾田状態で種をまく「乾田直播」という技術があります。
 乾田直播は,麦や大豆などの畑作用の播種機を使います。また,田んぼでの作業時間を短くすることができ,大規模化に向けた省力化技術として注目されています。
 普及センターでは,今年の3月に「仙南水稲直播勉強会」を立ち上げ,播種前のほ場準備の勉強から活動を始めました。4月下旬には,勉強会のメンバーのほ場で,乾田直播の播種作業が行われました。そのたびに勉強会を開催し,互いに情報交換しながら,知識と経験を高めています。
 普及センターでは,勉強会を通じて乾田直播への取り組みを支援していきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第1班 
       TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

被災農地(気仙沼市田の沢工区)で2年目の稲作りが始まりました。

2016年05月25日 08時50分54秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援
 気仙沼・南三陸地域では、震災から6年目を迎えました。
 一歩一歩復興に向けて進む中、ほ場整備により農地が回復した気仙沼市田の沢工区では昨年の春から営農を再開しています。
 震災前は戸別に稲作りをしていた田の沢の人たちが、農地復旧を契機に生産組合を組織して営農に取り組み2度目の春を迎えました。
 5月14日(土)には鉄コーティングの直播、5月21日(土)には通常の田植えが行われました。
 昨年は10a当たり300kg程度の収量で、全て二等米という結果でしたが、今年は量・質ともに上回ろうと組合員が団結しており、田植えには組合員が集まり作業に従事していました。
 普及センターでは、今後、病害虫防除、除草対策、追肥時期など継続的に技術支援を行っていきます。

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
0226-29-6044


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする