
4月18日に川崎町で春まきタマネギの定植作業を行いました。
従来,タマネギは10月中旬から11月上旬に定植し6月頃に収穫する,秋まき栽培が行われていますが,今回行った春まき栽培は,7月下旬から8月上旬にかけて収穫する作型になります。この時期は,国内では新タマネギが品薄となるため需要が高くなります。また,秋まきタマネギは在ほ期間が長いため組み合わせる作物が限定されますが,春まきタマネギは在ほ期間が短いといったメリットもあります。そのため普及センターでは,春まきタマネギの展示ほ場を設置し,地域的な拡大と定着を図っているところです。
今後とも,農業・園芸総合研究所やJAみやぎ仙南等の関係機関と連携しながら,春まきタマネギ栽培の定着と機械体系の導入支援をしていきます。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138