気仙沼市営放牧場モーランド・本吉では,4月19日に開始された本年度夏期放牧が終了し12月5日に夏期放牧に係わる報告会が開催されました。 越冬した38頭と4月に入牧した25頭をはじめ,10月までに53頭の育成牛を受け入れ,1日の平均放牧頭数は68頭と昨年の1.7倍となりました。この内48頭が初妊牛となり11月までに31頭が退牧しました。
報告会では,発育は本年の猛暑により一時停滞したものの越冬牛,新規入牧牛共に良好であり,疾病等については抑えられ治療を要した牛は無かったとの東部家畜保健衛生所から報告があり,報告会に参加した預託農家の期待に応えられる結果となりました。 来年度も越冬牛56頭に加えて,4月から新規入牧を受け入れ酪農家の期待に応えられる放牧事業を展開することとしています
<連絡先> 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606