令和元年11月29日に登米市で,生産者7名,JAみやぎ登米,カルビーポテト株式会社,県関係機関参加のもと,加工用馬鈴薯実績検討会が開催されました。
カルビーポテト(株)の指導員からは,今年度の生育の状況や収量・品質について報告がありました。今年は降雨の影響により,栽培管理や収穫作業が難しく,目標収量に届かないほ場や品質低下が一部で見られました。一方,品種の比較試験では,このような気象条件下においても安定的に収量が確保できた品種もあり,期待が寄せられました。
生産者からは,排水対策の徹底や今作の課題,次作への改善点などを共有することができました。
普及センターからは,導入する機械の選定と,地域や経営体に合わせた作業体系の確立が推進上の課題となることを問題提起し,今後,関係者間で検討していくこととしました。
検討会終了後も,会場内では意見交換が続き,生産者の意欲の高さが感じられました。今後も,普及センターでは,ばれいしょ生産の拡大に向けて支援していきます。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522