宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

いちごの環境制御勉強会を行いました!

2019年12月13日 16時14分26秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和元年12月11日(水)にJAみやぎ亘理いちご選果場で,今年度3回目となるいちごの環境制御勉強会を開催しました。管内のいちご生産者はさらなる収量向上のため,環境制御に取り組む方が増えています。そこで,普及センターでは環境制御技術やいちご栽培の基本について勉強することを目的に勉強会を行っています。

 今回の勉強会では,ハウスの保温性向上及び光合成と呼吸,温湿度管理について情報提供を行いました。その後,生産者同士で日頃の栽培管理や状況について活発な意見交換が行われ,有意義な勉強会となりました。

 普及センターでは引き続き,いちごの収量向上に向けて支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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JA古川なす部会で環境制御勉強会が開催されました

2019年12月13日 14時52分24秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和元年12月10日にJA古川主催の環境制御勉強会が開催されました。講師には(株)誠和と(株)レディシステムジャパンの担当者を招き,古川のなす生産者約20名が参加しました。  

 初めに「県外産なすの動向と古川管内なす施設の環境条件等について」をテーマに,(株)誠和からなすの環境制御の先進地である高知県の事例紹介,植物の営みの基本は光合成であること,古川の施設なすは高温対策により収量と品質が向上する可能性があること,環境条件のモニタリングの重要性について説明がありました。  

 その後,レディシステムジャパンから,屋根に塗る遮熱剤の説明があり,熱線だけを遮断し,光合成に有効な光を遮断しない特徴があることを学びました。  

 古川はパイプハウスでのなす生産が多く,遮光カーテン等の設備が無いため夏期の高温が問題になっており,勉強会に参加した生産者からは,「とても勉強になった」,「高温対策として遮熱剤を導入したい」といった意見が聞かれ,なす栽培に対する意欲が非常に高まっている様子でした。  

 普及センターでは今後環境測定器を試験的に設置し,環境データを「見える化」して栽培技術向上に向けた支援を行っていく予定です。

<連絡先>  宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班  TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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令和元年産大豆の刈取指導会が開催されました。

2019年12月13日 14時16分44秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

令和元年産大豆の刈取り指導会が,11月1日小牛田地域,11月5日田尻地域,11月6日南郷地域,11月7日松山地域,11月8日涌谷地域,最後は鹿島台地域で11月18日に開催されました。           

大豆の刈取にあたっては,①子実水分と茎水分が低下したことを確認する。②汚粒防止のため雑草の抜き取りや青立ち株を除去する。などの注意点を確認するとともに,事故防止に努めるよう指導を行いました。

今年は例年になく生育が良いほ場が多かった反面,台風19号等の台風や大雨の影響で刈取を断念するほ場も見られました。

普及センターでは,高品質な大豆生産に向け,支援を行っていきます。

<問い合わせ先>   

美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

 


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栽培技術の向上に向けて,輪ぎくの視察研修会が開催されました

2019年12月13日 14時10分57秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 輪ぎくなどの生産者が集うJA新みやぎ南三陸花卉生産協議会では,12月6日(金)に,栽培技術の向上を目的として視察研修会を開催し,亘理町と石巻市の輪ぎく生産者2戸を訪問しました。  視察では,亘理農業改良普及センター・石巻農業改良普及センターの担当職員から生産者の経営概要について説明があった後,各生産者から低温期の栽培における温度やかん水管理,肥培管理等のポイントのほか,効果的な病害虫防除について説明いただき,情報交換をしながら技術を学びました。また,当管内では取り組まれていないディスバッドマムの生産や炭酸ガスの施用技術等についても見学することができ,参加者は管内とは違ったスタイルの生産方法に関心を示していました。視察後,早速自分の農場でも学んだ技術を取り入れようという生産者もおり,技術向上と相互交流につながる有意義な研修会となりました。

<連絡先>  宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班  TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


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女性農業者交流会を開催しました

2019年12月13日 10時54分16秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和元年12月5日に,女性農業者交流会として「牛乳料理講習会」を開催し,18名が参加しました。参加者は,まず講師から,フライパンで手軽に作れるミルクパスタ,パンプキンポタージュ,ベイクドチーズケーキの作り方について説明を受けました。続けて,調理実習を行い,昼食をとりながら牛乳の栄養と酪農についての講話が行われ,参加者は実習で作った料理を味わいながら交流を深めていました。
 参加者からは,『ミルクパスタをフライパンで簡単に作れるのが良い。自宅でも早速やってみたい』,また『普段話すことのない年代の方とお話ができて,刺激を受けた』との声が聞かれ,栄養満点の乳製品を普段の食事に取り入れるレシピを学んだ実りのある講習会になりました。
 普及センターでは,今後も女性農業者の交流活動について,継続的に支援を行っていきます。

 <連絡先>   宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
                    TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

  

 


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令和元年度女性農業者キャリアアップ講座を開催しました

2019年12月13日 10時50分05秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和元年11月29日に,令和元年度女性農業者キャリアアップ講座として「干し芋加工と直売所向け野菜栽培研修会」を開催し,8名が参加しました。
 参加者は,まず1カ所目として,川崎町の「芋屋芋蔵」岩渕正樹氏の6次化の取り組みについて視察しました。岩渕氏は平成30年に就農し,生産したサツマイモから焼きいもや干し芋を作って販売を行っています。サツマイモは主に「紅はるか」という甘みの強い品種を使い,一度焼きいもにしてから干し芋にすることで美味しさを凝縮させています。
 岩渕氏から,サツマイモの栽培と干し芋加工について講話を受けました。続けて,干し芋加工に実際に使われている作業場とサツマイモの保存場所を視察し,質疑応答を行いました。
 2カ所目の視察先では,柴田町の村田ファーミーズ会理事佐藤民夫氏から,直売所販売での取り組みについて講話を受けました。佐藤氏は平成14年に就農し,道の駅村田等に野菜を出荷しています。育苗と定植時期を工夫して品薄の時期への出荷を行い,味と品質にこだわる栽培で直売所に多くのファンを獲得しています。
 佐藤氏からサツマイモやニンジンなどの直売所向け野菜の栽培方法,直売所で売る時のコツなどについて伺った後,野菜洗浄機やサツマイモの保管場所などを視察し,質疑応答を行いました。
 いずれの視察先でも講話内容について参加者からの関心が高く,時間いっぱいまで活発な質疑応答が行われました。
 参加者からは,『美味しい干し芋の加工方法が分かった。自分でも取り組み,販売してみたい』,また『今回教えてもらった野菜栽培のコツを今後の栽培で実践していきたい』との声が聞かれ,冬の商品として人気のある干し芋の加工方法および品薄になりがちな冬期の直売所向け野菜栽培について学べた実りのある講習会になりました。
 普及センターでは,今後も女性農業者の起業活動について,継続的に支援を行っていきます。

 <連絡先>  宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
        TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

 

  


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