宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

いちご育苗研修会

2019年12月11日 18時00分07秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 11月25日(月)に令和元年度いちご育苗研修会を開催し,生産者等16名が出席しました。登米市のいちごは,米山町や南方町を中心に,作付面積6.7ha,産出額1.5億円の産地となっています。現在,令和元年産のいちごの収穫が始まりましたが,来年の安定生産に向け,炭そ病等の育苗中の病害防除について育苗研修会を開きました。

 普及センターからは,育苗期間中に問題となっている病害について説明を行いました。特に,炭そ病は雨や灌水等の水跳ねによって感染が拡大してしまうため,克服するためには育苗期間中の対策が重要です。その対策の1つとして底面給水を提案しました。次に,メーカーからは底面給水マットを用いた育苗方法について説明していただきました。生産者からは,給水マットの設置方法や使用中の管理などについて意見が出され,育苗中の病害防除の関心が高まり,対策の必要性を十分に学んでいただきました。

 今後も普及センターでは,新技術や事業活用など情報提供をして支援していきます。

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 


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シャインマスカット栽培研修会を開催しました。

2019年12月11日 13時53分19秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和元年11月25日(月)に栗原合同庁舎において,栗原管内でぶどう栽培に取り組んでいる方や栽培に関心のある方を対象にシャインマスカット栽培研修会を開催したところ,関係機関を含め13名の参加がありました。

 今回の研修は,栗原地域で新たな園芸品目として栽培を振興している,ぶどうのシャインマスカットの栽培拡大を目的に実施したもので,農業・園芸総合研究所花き果樹部の果樹担当者を講師として,シャインマスカットの植付けから栽培管理までの一連の栽培方法について研修しました。

 意見交換では,育苗ハウスで栽培している参加者から果実の裂果防止対策やハウス内の高温対策等について質問があり,講師から助言を得るとともに,他の生産者からは,実際に取り組んだ内容について事例紹介がありました。研修終了後には,新たに栽培に取り組みたいとの相談もあり,苗木の入手方法等について情報提供しました。

 普及センターでは,新たな栽培者が増加するよう,今後とも栽培講習会の開催や情報提供などを行っていくこととしています。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    
TEL:0228-22-9404  FAX:0228-22-6144

 


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