宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和元年度大崎4Hクラブ農村教育青年会議が開催されました

2019年12月17日 17時23分10秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和元年12月17日に大崎4Hクラブ農村教育青年会議が開催されました。
 プロジェクト発表の部では手島輝氏が「茎ブロッコリーの増収を目指す」,三浦善幸氏が「休耕田を活用し地域雇用と向き合うために」,笠原怜氏が「事業計画を作ろう」との題名で経営改善のために取組んだ内容を発表しました。また,農村青年の主張部門では佐々木寿記氏が「今までとこれから」,齊藤彰人氏が「15年」との題で農業にかける熱い想いを発表しました。
 審査の結果,プロジェクト発表部門は三浦氏が,農村青年の主張部門は齊藤氏が最優秀賞に選ばれました。審査員からは「素晴らしい取組みなので今後にも期待する」,「農業者が減少する中でこのつながりを大事にしてほしい」と激励の言葉をいただき,今後4Hクラブ活動を通じたより一層の経営力向上が期待されます。

<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0229-91-0727
FAX:0229-23-0910


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登米地域園芸特産振興研修会を開催

2019年12月17日 11時49分56秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和元年12月10日に登米合同庁舎で,「土地利用型園芸を取り入れた農業経営」をテーマに研修会が開催されました。
 研修会では,水稲や麦に露地野菜(キャベツ,はくさい等)を組み入れ,133ha大規模経営を展開をされている茨城県古河市の有限会社倉持農園サービスの倉持栄二氏を講師に,その取組について学びました。また,事例として,キャベツ等の露地野菜に取り組む株式会社櫻井農場の代表取締役櫻井利光氏とばれいしょの契約栽培に取り組む佐藤瑛彦氏にお話をいただきました。
 倉持氏からは“休暇が取れる農業経営にしたい”と考えたことを契機に,土地利用型園芸作物の導入と契約栽培,水稲の省力技術,雇用・労務管理の改善等の取組を進め,働きやすい会社づくりを実現した経緯を紹介いただきました。会場からは契約栽培や労務管理などについて多くの質疑応答がなされ,有意義な研修会となりました。
 普及センターでは土地利用型園芸作物の導入に向けた取組を支援します。

 <連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 


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酒造好適米系統「東北酒218号」の現地見学会が開催されました!

2019年12月17日 10時48分41秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 「東北酒218号」は,古川農業試験場で育成中の酒造好適米系統で,既存の酒造好適米「蔵の華」と比べて大粒で,心白発現率が高く,「蔵の華」で醸造した淡麗ですっきりとした味わいの酒とは全く違うタイプの酒ができると酒蔵から期待されています。  松山町酒米研究会(会員30名)では,平成29年度から宮城県の奨励品種への採用に向けて「東北酒218号」の現地栽培試験を実施しており,令和元年については,生産者8名,7haで試験栽培を行っています。9月17日(火)に,県酒造組合に加盟する酒蔵から約40名が参加して現地見学会が開催されました。現地見学会は8月5日(月)に続いて2回目となり,いずれも県酒造組合からの強い要望を受けて開催されました。  はじめに,株式会社一ノ蔵本社にて,県産業技術総合センターから酒造特性について説明があり,参加した酒蔵の担当者は熱心に耳を傾けていました。  昨年度実際に試験醸造を行った酒蔵の担当者は,「「蔵の華」とは違った柔らかい味わいの酒ができ,酒造好適米として大変良い感触で,ぜひ使っていきたい。」と話しており,酒造りの現場からの期待の高さが窺えました。  つづいて,酒米研究会会員の試験栽培ほ場で見学会を行いました。ほ場では,酒蔵の担当者が「蔵の華」と稲の姿や穂の実り具合などを比較したり,生産者に質問をするなど盛んに交流を深めていました。  「東北酒218号」は,収穫,精米された後,県内の希望する酒蔵で試験醸造を行い,2月に開催される酒造組合の初蔵出しイベントで各酒蔵から評価をいただく予定です。  松山町酒米研究会では,「蔵の華」に変わる待望の酒造好適米として将来に大きな期待を寄せています。  普及センターでは,生産,実需両面から大きな期待が寄せられている「東北酒218号」の推進に向け,支援を行っていきます。

                     

<問い合わせ先>   美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

 


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糸みつばの現地検討会が開催されました

2019年12月17日 10時11分30秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

  11月21日(木)に美里町の南郷地域で,JAみどりの糸ミツバ部会が主催の「糸ミツバ現地検討会」が開催されました。糸ミツバを土耕で栽培している産地は減少しており,県内でも珍しい土耕糸ミツバの産地です。部会員は現在6名で,高齢化による労力不足や,ハウス内の環境による生育障害,低温多湿条件で発生する菌核病などの病害が課題となっています。  当日は各生産者のほ場を巡回して,糸ミツバの生育状況を確認した後,参加者全員で意見交換を行いました。また,普及センターより,冬場の栽培管理と病害防除について講義を行いました。互いに助言し合う様子も見られ,有意義な検討会となりました。

 普及センターでは,今後も糸ミツバの安定生産のために継続して支援していきます。

           

<問い合わせ先>   美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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JA新みやぎ栗っこズッキーニ部会の実績検討会が開催されました

2019年12月17日 09時53分01秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和元年12月11日(水)に,JA新みやぎ栗っこ志波姫支店でズッキーニ部会の実績検討会が開催されました。当検討会には,生産者26人とJA新みやぎ栗っこ園芸センター,普及センターから3名の合計29名が参加しました。
 検討会では,普及センターより,今年度の出荷販売実績,今年度の作付事例,高温対策展示ほの実績,今年度のPR活動について説明しました。
 そのうち出荷販売実績は,10月までの実績で出荷量,販売額とも過去最高になりました。また,作付事例については,新規作付者が10a換算で200万円以上販売した事例等,4事例を紹介しました。さらに,大手食品メーカーと連携した量販店での販売やTVでの産地紹介等,関係機関が一丸となったPRについても説明し,生産者のモチベーション向上を図りました。
 その後,地域に適した品種や栽培方法,産地として生き残るための出荷規格の徹底等について参加者間で活発に意見交換が行われました。
 生産者自身の作付増加や近隣の生産者への作付誘導を行い,目標とする販売額1億円に向け,さらなる生産拡大に取り組みます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0228-22-9404  FAX:0228-22-6144


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