宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

登米地域農業法人セミナー開催

2019年12月24日 16時59分13秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

12月16日,登米合同庁舎において,農業法人を対象に登米地域農業法人セミナーを開催しました。

新潟県柏崎市有限会社山波農場代表取締役の山波剛氏を講師に招き,「従業員の自主性を育てる人材育成」と題して,経営面積約110ha,社員10人と臨時雇用約1,400人(年間延べ人数)で稲作ともち加工販売,道路除雪を経営の柱に,責任者制度,作業計画作成,安全衛生の取組について講演いただきました。

講演では,経営理念の重要性や,代表者に万一のことがあっても会社が回る組織づくりが必要だという考えのもと,人材育成,社員への権限移譲を進めてきた具体的な手法についてお話いただきました。

参加者からは,「すばらしい取組に感銘を受けた」,「自社でも意識の高い社員を育てたい」などの意見が聞かれました。今後一層の経営発展が期待されます。

普及センターでは,今後も法人経営の発展に向け,支援してまいります。

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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稲作実践盟友会の稲作経営総合検討会が開催されました

2019年12月24日 16時47分26秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援


 稲作実践盟友会は12月12日に大崎市鳴子地区のホテルを会場に,稲作技術の向上と会員相互の情報交換を目的として,会員13名参加による稲作経営総合検討会を開催しました。本検討会では,「ひとめぼれ」の多収・食味コンクール表彰後,普及センターから稲作の作柄概況についての報告,メーカーから新農薬等の情報提供がありました。
 本会は地域の栽培・多収技術体系の検討と情報交換の目的に賛同した大規模稲作経営者らで平成5年に設立された組織で,会員は現在19名となっております。「ひとめぼれ」の多収・食味コンクールは設立当初から続く事業で,会員が持ち寄った坪刈株を共同で脱穀,籾摺りを行い,その後,普及センターが粒厚,品質及び食味分析の支援を行っています。

 

<連絡先> 宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0228-22-9437  FAX:0228-22-5795・6144


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ほ場整備地区にかかる意見交換会が開催されました

2019年12月24日 16時32分45秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 気仙沼市,南三陸町内ほ場整備地区10地区の営農組織を対象とした意見交換会が,令和元年12月12日にJA新みやぎ南三陸地区本部で開催されました。

 本意見交換会では,各営農組織の取り組みや課題についての情報交換が行われたほか,来年作へ向けて各農薬資材メーカーから資材の特徴等の説明がありました。

 普及センターからは,本年産米の作柄概況及び来年作へ向けた土づくり等について情報提供を行いました。

 出席した営農組織からは,担い手不足や後継者についての課題や,資材の低コスト化等の要望が出され,今後も関係機関が連携し,各営農組織の支援を行っていくことを確認しました。

<連絡先>  宮城県気仙沼農業改良普及センター      先進技術班

  TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


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JA加美よつば酪農部会が鳥獣被害対策の研修会を開催

2019年12月24日 09時54分09秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和元年12月20日に加美町でJA加美よつば酪農部会が,鳥獣被害対策の研修会を開催しました。
 当管内では,鳥獣被害が増加しており,特にイノシシによる被害が全体の約8割を占めています。研修では,まず加美町役場職員から,被害状況と町で実施している鳥獣被害対策補助事業について紹介がありました。続いて,当所農業振興班職員から「イノシシの生態と農作物被害対策」と題して対策事例を紹介するとともに,「人が利用しなければ,果樹や廃棄野菜は餌付けになってしまうため片付けること,隠れ場所をなくすこと」とそのポイントを説明しました。
 今回の研修会が,鳥獣の生態に基づいた効果のある被害低減対策につながることを期待します。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
  TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910


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