宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

小麦種子生産ほ場の確認を行いました

2023年05月01日 11時43分58秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和5年4月11日に、みやぎ登米農業協同組合米穀課の職員と令和5年産小麦種子生産ほ場の確認を行いました。

 登米管内には、小麦の種子を生産する法人が2軒あり、迫町の法人で「シラネコムギ」715a、豊里町の法人で「あおばの恋」115aを生産しています。

 今回は、事前に届出があったほ場の場所と旗の記載内容を照合し、間違いがないことを確認しました。

 3月が温暖だったことで小麦の生育が早まり、「あおばの恋」が4月30日頃、「シラネコムギ」が5月8日頃に出穂期に達する予測となっており、その頃に第1期ほ場審査を行う計画です。

 普及センターでは,今後も優良種子生産について支援を行ってまいります。

 

 <連絡先>
 宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
 〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
 電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

 


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石巻河北地区で麦の現地検討会が開催されました。

2023年05月01日 11時33分30秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

令和5年4月11日にJAいしのまき主催で石巻河北地区の麦現地検討会が行われました。5法人6ほ場を巡回し、幼穂長の測定から想定される生育状況から減数分裂期追肥の時期(幼穂長30㎜)及び開花期の赤かび病防除時期の指導を行いました。どのほ場も幼穂長は10~25㎜で例年より生育は早いものの順調に生育しており、追肥時期は4月中下旬頃と予想されました。今年は気温が高く推移しており、追肥時期や赤かび防除の時期や刈り取り時期が早まるっているため、参加者は今後の作業日程について検討を行っていました。

石巻管内では、令和5年産で大麦が約780ha、小麦が約190ha作付けされています。昨今の国際情勢の影響により、国産麦の需要が高まっていることから当普及センターでは、今後も高品質な麦の安定生産に向けて栽培支援を行っていきます。

<連絡先>

宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第一班 

TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999


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令和5年度の枝もの用クロマツの定植が完了しました。

2023年05月01日 10時08分29秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 管内で栽培されている,枝もの用クロマツの令和5年度分苗定植が完了しました。
 枝もの用クロマツの栽培を行っている,株式会社南三陸Pine Pro(パインプロ)は,令和5年3月29日(水)から苗定植を開始し,4月14日(金)までの17日間で,気仙沼市内に45a,登米市内に20a,合計65aの定植を実施しました。
 1日だけ春休み中の高校生ボランティアが,5名ほど応援に来てくれましたが,会社代表の後藤氏とパート10名で,一日あたり3.5万本の苗を定植し,合計60万本の定植を行いました。
 作業期間中に2日程度降雨で作業を中断したものの,作業期間は土日関係なく定植が行われ,パートさん達も作業に慣れて,終盤には一日あたり5万本の定植を行えるようになりました。
 今回定植した苗は,3年後の令和8年に収穫する予定ですが,購入した苗の品質が不揃いで,初期生育と株落ちが心配と後藤代表は言っています。
 普及センターでは,後藤代表の心配を少しでも解消できるように,先進地の情報提供や定期的な生育調査を行い,クロマツ生産の支援を行っていきます。

 

(定植作業の様子と作業の合間に一服の様子)

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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