宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

農業大学校の学生が普及センターを訪問しました

2023年05月09日 13時43分17秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 

令和5年4月に農業大学校に入校した、仙台農業改良普及センター管内出身の学生17名と県外出身の学生7名が、令和5年4月28日(金)、当普及センターに来所されました。

 普及センターではこの訪問を「みやぎ農業未来塾」に位置づけ、普及センターの主な仕事や、大消費地「仙台」を有する管内の農業の状況や課題を説明し、その解決などに向けた普及センターの取組などをお話ししました。学生からは自己紹介で卒業後の進路希望を1人1人から伺い、その後、質疑応答により学生の質問に答えました。

 これまで農業との関わりがなかったり、農家出身であっても普及センターのことを知らなかったという学生たちは、はじめは緊張していましたが、次第に打ち解け、疑問に思っていることなどを次々と質問し、有意義な「未来塾」を開催することができました。将来を担う若者たちから農業に対する熱い想いを聞けたことで、今後の成長が楽しみです。普及センターでは今後も、新規就農者含め、地域の担い手の確保・育成に努めていきます。

 

宮城県農業大学校について詳しくは下記URL(アドレス)をご覧ください。

 宮城県農業大学校ホームページ:https://www.pref.miyagi.jp/site/noudai/

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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子実用とうもろこしの播種実演会が開催されました。

2023年05月09日 10時48分42秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 JA古川では令和4年から子実用とうもろこしの大規模栽培実証に取り組んでおり、令和5年は102ha(前年+10ha)の作付けが予定されています。

 令和5年4月19日には、子実用とうもろこしの播種実演会が開催され、生産者や関係機関など約230人が参加しました。子実用とうもろこしは1粒の種から雌穂1本を収穫する作物であるため、播種精度が収量を大きく左右します。実演会では、真空播種機と目皿式播種機の実演が行われ、それぞれの機械の特徴や播種量の違いについてメーカー担当者から説明がありました。

 普及センターでは、令和5年度よりプロジェクト課題として「子実用とうもろこしを含む水田農業の輪作技術の確立」に取り組んでいます。引き続き関係機関と連携しながら、子実用とうもろこしの栽培技術確立に向けて支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910


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水稲採種ほ農家育苗巡回

2023年05月09日 10時11分12秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 大崎農業改良普及センター管内は,県内の水稲種子の6割を生産する「種もみの産地」です。今年も,県内の農家が来年作付けするための種もみの生産が始まっています。

 普及センターでは,毎年育苗の時期に管内の採種農家のハウスを回り,苗の生育状況や管理の状況を確認しています。採種農家が作るイネは原種と呼ばれる純正種子を用いて栽培し,適正な管理のもとで収穫され,優良種子として来年作付けする農家に届けられます。

 育苗は種子生産の最初の作業であり,病気になったり他の品種と混じったりしてしまわないよう細心の注意を払わなければなりません。普及センターの育苗巡回は,苗の病害や障害の有無だけでなく,苗の取り違えが起きないようしっかり管理されているかといった純正種子生産の視点も踏まえて取り組んでいます。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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