宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

七ヶ宿町で整備したRTK基地局を活用した農作業が始まりました。

2023年05月16日 16時12分55秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

中山間地域に位置する七ヶ宿町の農事組合法人で、自動操舵システムを搭載したトラクターによる代かき作業が行われました。

この自動操舵システムトラクターは、令和4年度に七ヶ宿町が県の補助事業を活用して整備したRTK基地局を活用しており、直進作業はオペレーターによるハンドル操作が不要となっています。

RTK基地局とは、GPSなどの衛星測位情報を補正し、測位精度を誤差2~3cmに向上させるデータ配信設備です。

 

町内では、本年度から当該法人を含め、3法人がRTK基地局を活用する自動操舵システムトラクターや、ドローンによる農薬散布などを開始する予定です。

各法人では、自動操舵システムトラクター等のアグリテック農機の導入により、農作業の省力化や軽労化につなげていきたいとのことです。

 

 

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 地域農業第一班

     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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宮城県ころ柿出荷協同組合の総会が開催されました

2023年05月16日 15時55分42秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

令和5年5月9日に、宮城県ころ柿出荷協同組合の第71回通常総会が開催されました。

ころ柿出荷協同組合では、原料の蜂屋柿が丸森地区を中心に、凍霜害や奇形果の影響で2年連続の半作以下となり、昨年度も市場向け出荷を制限せざるを得ない状況でした。しかし、他産地でも霜害等による品不足傾向となったため市場からの引き合いは強く、干し柿は全般的に高値で取引されました。

令和5年度の事業計画では、原料柿の確保はもちろん、贈答用ころ柿のデザイン開発や食べ方レシピの作成など販売方法の見直し、ふるさと小包等の産直便の拡大等を目標に掲げ取組んでいく予定です。

普及センターからは、これからの栽培管理の要点を説明し、柿の生育ステージを確認しながら防除を実施するよう指導しました。今後も引き続き栽培支援に取組んでいきたいと思います。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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農業大学校1年生が普及センターを訪問しました

2023年05月16日 13時25分06秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 

 令和5年4月28日に栗原市出身の宮城県農業大学校1年生4名が栗原農業改良普及センターを訪問しました。
 はじめに農業改良普及センター職員から、栗原地域の農業の概要や地域と農業法人が求める人材、新規就農者支援等就農環境について紹介し、その後質疑応答や進路について意見を交換しました。訪問した学生のうち2名は農家、2名は非農家出身でしたが、各々就農や就職など進路が明確であり、就農・就職への心構えや普及指導員が行う具体的な仕事の内容等について、積極的な質問が出されるなど強い学習意欲が感じられました。
 訪問した学生は就農あるいは農業関連会社への就職を希望していることから、今後も農業大学校と連携して支援していきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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稲種子生産ほの育苗巡回を行いました

2023年05月16日 13時10分28秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和5年5月9日に、JAみやぎ登米水稲種子採種組合の育苗巡回を行いました。

 JAみやぎ登米水稲種子採種組合では、「ひとめぼれ」と「だて正夢」の種子を生産しており、毎年育苗の時期に各組合員のハウスを回って苗の生育状況や管理の状況を確認しています。

 普及センターでは、苗の病害の有無、品種が間違っていないか、食用米と区別して適切に管理されているかといった点を重点的にチェックしています。

 今年は苗の草丈がやや長い傾向が見られましたが、問題となる病害は特になく、生育状況は概ね良好でした。5月13日頃から順次田植が始まる予定です。

 次回は、6月中旬に移植後の採種ほ場を確認する計画です。

 普及センターでは、今後も優良種子生産について支援を行ってまいります。

 <連絡先>
 宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
 〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
 電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

 

 


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JA新みやぎみどりの地区夏秋きゅうり部会栽培講習会が開催されました

2023年05月16日 10時27分19秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和5年4月19日にJA新みやぎみどりの地区南郷営農センター主催の「夏秋きゅうり部会栽培講習会」が開催され、部会員6名が参加し、積極的な情報交換等が行われました。

当普及センターからは、3月に診断した土壌分析結果と前年結果の比較について説明しました。部会全体の傾向として、肥料成分の過剰が肥培管理上の課題になっていましたが、前年よりも塩基バランス等が改善されたほ場が増えてきていました。

近年、肥料価格の高騰や持続可能な環境にやさしい農業等が求められており、肥料コストや環境などを一層考慮した施肥設計が重要となっています。今後も土壌分析結果等を踏まえた上で、単肥や堆肥などを活用した施肥設計をするよう呼びかけました。

普及センターでは、土壌分析に基づく適正施肥管理の取り組みなどを働きかけながら、各園芸品目の安定生産、環境にやさしい農業生産の推進を支援していきます。

講習会の様子

<問い合わせ先>

美里農業改良普及センター 先進技術班 TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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