宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

きゅうりの出荷査定会と現地検討会が開催されました

2023年05月25日 14時41分57秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 
 令和5年5月19日(金)、JA新みやぎ栗っこきゅうり部会の出荷査定会が栗原市若柳の野菜集荷場で、また、現地検討会が栗原市若柳の生産者ほ場で開催され、部会員11名、JA新みやぎ、(株)石巻青果、(株)ときわ研究場、(株)埼玉原種育成会及び普及センターの担当者が出席しました。
 出荷査定会では、きゅうりの販売情勢について(株)石巻青果から説明があった後、当日出荷されたきゅうりを見ながら出荷規格を確認し、詰め方等の意見交換が行われました。
 現地検討会では、ほ場で生育状況を確認しながら、(株)ときわ研究場及び(株)埼玉原種育成会から、天候に合わせた今後の管理について説明がありました。
 普及センターからは、べと病や褐斑病に防除効果の高い殺菌剤の例示など、「主要病害虫の特徴と防除のポイント」を説明しました。生産者からは、「殺菌剤を選定するうえで、とても参考になる」と評価いただきました。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9404     FAX:0228-22-6144


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たまねぎの栽培管理講習会を開催

2023年05月25日 11時43分37秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

4月18日,JAみやぎ仙南たまねぎ部会(部会員17名)を対象に4月から5月までの雑草対策,病害虫対策の栽培講習会を開催しました。

 7.5haの栽培面積の中で半数以上を占める晩秋まき栽培を例に定植後の気象経過やほ場巡回の結果を踏まえ,順調に生育していることを報告しました。併せて,機械化一貫体系の中で収穫・調製作業の障害となる雑草の防除や今後発生が予測される病害虫対策についてお話しました。

 また,JA及び全農みやぎからは,県内他産地と連携して出荷する手法として,圃場からコンテナで直接他地域の乾燥施設に持ち込む体制について説明がありました。

今後,6月の出荷に向け,栽培現地検討会や出荷販売検討会を開催し,部会員個々の出荷について詳細を決めていく予定です。

普及センターでは仙南地域のたまねぎ産地育成のため,引き続き支援をしていきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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さつまいもほ場で排水対策の実証を行いました

2023年05月25日 11時14分46秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 管内では、水田転作における高収益作物の取り組みが拡大しています。なかでも、「さつまいも」は、JA新みやぎで産地化を目指した取組が進められており、新たに栽培を行う生産者が増えています。水田で露地園芸に取り組む場合、排水対策が重要であり、技術の確立や普及が急務です。

 令和5年5月17日(水)に、農業・園芸総合研究所の協力のもと、涌谷町のさつまいもほ場で排水性改善の実証試験として、穿孔暗渠機(カットドレーン)の施工を行いました。カットドレーンとは、トラクターに装着し、けん引することで簡易な暗渠又は補助暗渠を施工できるアタッチメントです。

 今回は、カットドレーンを通常よりも狭い間隔で施工し、より高い排水性改善効果を狙っています。試験ほ場の生産者からは、今後の生育への効果を期待したいと感想が聞かれました。また、見学に訪れた生産者は、水田における高収益作物の導入に向けて、研究所の研究員や試験ほ場の生産者と活発に意見交換を行っており、関心の高さがうかがえました。

 普及センターでは、引き続き関係機関と連携し、水田における高収益作物の導入、拡大に向けた取組を支援していきます。

カットドレーン施工の様子

 

施工後のほ場の様子

 

<問合せ先>

  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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JA新みやぎ「さつまいも栽培講習会」が開催されました。

2023年05月25日 11時04分48秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年5月9日(火)に、JA新みやぎみどりの統括営農センターで、「さつまいも栽培講習会」が開催されました。

 JA新みやぎでは、さつまいもの生産を振興しており、新たに栽培を始める生産者が増えています。今年度、JA新みやぎみどりの管内では1.8ha、約10経営体で生産が行われる予定です。講習会では、新規栽培者を中心に13人が出席し、5月下旬の定植に向けたさつまいもの栽培管理技術について学びました。

 普及センターから、ほ場準備や定植方法をはじめ、除草対策や病害虫防除などの栽培方法や、さつまいもの経営試算について説明を行いました。生産者から、コガネムシの防除方法や施肥設計についてなど、活発な質疑応答が行われました。また、終了後も複数の生産者や農協担当者で情報交換が行われ、栽培への意欲がうかがえました。

 普及センターでは、引き続きJA新みやぎと連携し、さつまいもの安定生産に向けた栽培技術支援を行っていきます。

さつまいも栽培講習会の様子

さつまいも栽培講習会の様子

<問合せ先>

  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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