宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

べんモリ直播に初挑戦する生産者を支援!

2023年05月18日 17時21分04秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 美里農業改良普及センター管内では、稲作経営の大規模化に対応した省力化のため、湛水直播及び乾田直播の取組が拡大しています。大崎市鹿島台の大沼ファームでは、今年度初めて直播栽培に取り組むため、普及センターで技術支援を行っています。

 前年度に普及センターから各直播栽培の特徴などを説明し、ほ場条件や所有機械など考慮して「べんがらモリブデン(通称:べんモリ)」による湛水直播に取り組むこととしました。農閑期には古川農業試験場の見学会や研究員の説明を受けるなど、知識を深めてきました。

 今年は春から気温が高く、コーティング種子の芽の動き出しが早い傾向にあったものの、代かきを順次行って準備が整ったほ場から播種作業を行いました。

 普及センターでは、試験場と連携しながらコーティング種子の取り扱いについてアドバイスを行ったほか、播種作業時には現地にて播種状況や薬剤散布の実施確認を行うなど、確実な作業の実施について働きかけました。大沼ファームの経営者も、育苗を行っていた昨年度までと比較して省力化の効果を実感していました。

 

 <問い合わせ先>

  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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登米管内各園芸部会の総会が開催されました。

2023年05月18日 16時21分07秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

     新年度に入り、管内ではJAみやぎ登米園芸関係各部会の総会が開催されています。

    4月は20日にリンゴ部会、25日にはそらまめ部会とにら部会、26日には米山いちご部会、28日にはキャベツ部会の総会が開催され、普及センター職員もそれぞれの総会に出席しました。

    このうち、そらまめ部会では会員13名が出席し、始めに上位等級比、10a当たり収量及び最多販売量の優秀生産者に対する表彰が行われました。  続く総会では、4議案全てが原案通り承認され、「出荷規格の統一・部会員全員の意識向上(総会・出荷査定会への参加)」に重点をおいて活動していくことを確認しました。

   いずれの部会も、近年はコロナウィルスの流行を考慮し書面開催となっていましたが、今回は4年ぶりの対面での開催となりました。部会員間での情報交換も積極的に行われ、「部会員が集まることの良さを改めて感じた」という声もあがっていました。

    普及センターでは,今後も各部会の活動について支援を行ってまいります。

そらまめ部会の総会の様子

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

 


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JAいしのまきと農政に関する意見交換会を開催しました!

2023年05月18日 11時38分42秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和5年5月11日にJAいしのまきとの意見交換会を開催し、JAいしのまき営農部と石巻農業改良普及センター職員等の計18人が出席しました。

 高齢化による担い手の減少や肥料・飼料の高騰等、農業が抱える課題の共有に加え、アグリテックの活用を含めた水田農業の推進や園芸振興、担い手の育成等、農業振興に向けた取組や連携について、幅広く意見交換を行いました。

 コロナ禍で、一堂に会しての意見交換がなかなか開催できませんでしたが、今回、顔を合わせて忌たんのない意見交換を行い、推進の方向性を協議したことで、より一層の連携強化が期待されます。

 引き続き、普及センターでは関係機関と連携し、農業振興に向けた効果的な普及活動を進めていきます。

 <連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 

 TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999


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栗原農業士会通常総会及び研修会が開催されました

2023年05月18日 09時48分03秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 

 令和5年4月21日に宮城県栗原合同庁舎を会場として令和5年度栗原農業士会の通常総会及び研修会が開催されました。

 通常総会では、前年度の事業内容及び新年度の事業計画が議論され、いずれも承認されました。また、役員改選が行われ、会長が交代するなど新体制が発足しました。

 研修会では、普及センター職員から、昨今の米を巡る状況について説明した後に、飼料や肥料など生産資材の高騰への各々の対応について質疑応答や意見交換を行いました。また、今年度の普及指導計画の概要について説明しました。

 

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班

TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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稲の優良品種決定調査ほの田植をしました

2023年05月18日 09時42分54秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 県では本県に適する水稲品種を選定するため,水稲優良品種決定調査を実施しており,このうち古川農業試験場で基本調査を実施し,県内各普及センターでは供試品種・系統の地域適応性を調査・検討しています。大崎農業改良普及センターでは西部丘陵地帯(県北の標高70m~250mの地帯)における適応性を検討するため,加美町小野田地区に調査ほを設置しています。

 5月15日は,2品種・3系統(品種になる前の稲)の田植をしました。担当農家の協力をもらい田植機で8条ずつ植えてから,普及員5人がかりで補植(欠株に手で苗を植えること)を行いました。補植は各調査区の植付株数や植付本数が同じ条件となるようにする大切な作業です。優良品種・系統を選定するための調査は,出穂期や成熟期,収量性調査などを今後実施し,県全体で成績が検討されます。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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