宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

みやぎ農業未来塾「地域農業紹介講座」を開催しました

2023年05月08日 17時33分23秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 宮城県農業大学校に本年度入学した当管内出身の学生4人を対象に、みやぎ農業未来塾「地域農業紹介講座」を令和5年4月28日(金)に開催しました。

 講座では、普及センターから管内農業の状況や普及センターの役割等について説明しました。参加した学生は、始めは緊張していましたが、次第に緊張もほぐれ、頷きながらメモを取る姿が見られました。

 また、意見交換では、これから大学校で学びたいことや将来就きたい職業について大学校生一人ひとりに紹介してもらいました。農業大学校での講義や実習は初めて学ぶことが多く新鮮で楽しいという意見がある一方、高校時代とは異なり、講義時間が長いことや専門用語が多く、講義の進むスピードが速いことに戸惑いがあるようでした。

 2年間の在学期間に色々な事にチャレンジし、将来に繋げて欲しいと思います。今後の成長が楽しみです。

 普及センターでは、引き続き、地域の担い手の確保・育成に努めていきます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本農業賞受賞の有限会社エヌ・オー・エーが村井知事を表敬訪問しました

2023年05月08日 17時08分33秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

第52回日本農業賞個別経営の部で大賞を受賞した有限会社エヌ・オー・エーの髙橋良代表取締役が、令和5年4月18日に宮城県の村井嘉浩知事への受賞報告のために表敬訪問を行いました。日本農業賞は、日本農業の確立をめざして、意欲的に経営や技術の改善に取り組み、地域社会の発展に貢献している農業者を表彰しています。

(有)エヌ・オー・エーは、水稲・麦類・大豆・飼料作物の耕種部門と和牛繁殖の畜産部門をそれぞれ大規模に経営する複合経営体です。耕種部門からの飼料作物を自給飼料とし、畜産部門からの堆肥を耕作農地に還元することで資源循環型農業を確立しています。

営農技術の特徴としては、大規模経営に積極的な経営効率・省力化技術とICT技術を導入・実践していることであり、耕種部門ではプラウ耕による水稲乾田直播栽培や自動操舵システム、畜産部門では粗飼料の自給やAIセンサーによる発情確認技術を取り入れています。

さらに、これらの活動は法人内にとどまらず、「全国和牛能力共進会宮城県大会」や「中田町生産組織連絡協議会」でのリーダーシップ、地域内耕畜連携による広域的な資源循環型農業への貢献、こだわりの味噌「登穀」における地元の味噌加工業者との連携、宮城県農業大学校研修生等の受け入れなど広範な取り組みであり、日本農業の目指すべき一つの方向性を示す優秀な経営体として受賞したものです。

普及センターでは、引き続き耕畜連携による資源循環型農業や省力的な水稲乾田直播栽培、各分野へのICT技術導入等の推進モデルとして支援していきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JA新みやぎ階上いちご部会による「いちごフェア」が開催されました!

2023年05月08日 14時26分17秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 4月23日(日)、JA新みやぎ気仙沼農物産直売所「菜果好」にていちごフェアが開催されました。

 いちごフェアは、管内の生産者が育てた「とちおとめ」「もういっこ」のほか、いちごを使用したクレープ、デザートが販売される毎年人気のある販売会です。いちごを買い求めるお客様で行列ができるほど大変賑わっていました。

 いちごは1パック500円(500g)で販売され、用意したいちごが午前中に売れきれるほど人気がありました。

 いちごフェアは気仙沼いちごを堪能できるまたとない機会です。毎年4月開催されるので、ぜひお買い求めください。また、旬の野菜も準備していますのでぜひお立ち寄りください!

 

店舗情報:https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/ks-tihouken-n/cyokubaijyo-ks-nakayoshi.html

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「だて正夢」栽培講習会で講師として参加しました。

2023年05月08日 09時07分53秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和5年4月13日にJAいしのまき主催で水稲品種「だて正夢」の栽培講習会が開催されました。当普及センターから作物担当普及指導員が講師として参加し、だて正夢の令和4年の作柄と栽培ポイントについて農業者に説明しました。だて正夢は販売開始から5年が経過しましたが、さらに良い品質や収量を高め、安定した生産が必要となります。

 令和4年産「だて正夢」の生育状況は石巻農業改良普及センター管内では穂数、籾数ともに平年より7~14%減少したものの、千粒重は平年比102%となり、聞き取り実収では570㎏/10aと良好でした。

「だて正夢」の高品質安定生産のためのポイントとしては、田植えを5月中旬に行い、その際の植付株数を60~70株/坪にすると良いとされています。ほかにも土づくり、追肥など栽培のポイントについて講義し、参加者は令和5年産の栽培の参考としていました。

 石巻管内の令和5年の「だて正夢」の作付予定は54haです。今年も美味しいみやぎ米を作るために地域一丸となって取り組んでいきます。

 

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第一班 TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする