宮城県農業大学校では1学年次に先進農家での体験学習を行っており、大河原農業改良普及センター管内では2名の学生を農業法人で受け入れる予定です。体験学習に先立ち、当普及センターに学生が訪問しました。
普及センター担当者が受け入れ農家の経営概要について説明を行った後、仙南地区農村青少年クラブ会長から、クラブ活動の紹介や会員の農業経営の特徴について話しました。
意見交換では、学生から「将来就農を希望しているので、栽培技術の他に経営の考え方や年間スケジュールの立て方を学びたい。」といった体験学習への抱負が述べられ、「就農地が決まっているならば、土地にあった作物や鳥獣害の状況などを地元の農業者に聞き取りを行った方がいい。」などのアドバイスがありました。
先進農家体験学習は9~10月に33日間行われ、学生は農業者のもとで農業技術や経営について直接学ぶ予定です。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138