宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

美里地区みやぎ農業未来塾就農希望者コースを開催しました

2023年08月15日 15時16分41秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和5年7月28日に農業大学校先進農業体験学習に係る普及センター訪問に合わせ、美里地区みやぎ農業未来塾就農希望者コースを開催しました。

 はじめに、所長から「人との出会いを大切に、有意義な研修をしてほしい。」と挨拶があった後、農大1年生4名が自己紹介を行いました。普及センターからは、先進農業体験学習受入先について、A社(美里町で水稲麦大豆+野菜の128haの大規模経営)、B社(大崎市鹿島台で水稲麦大豆+野菜の81haを経営)、C氏(鹿島台で繁殖・肥育牛の一貫経営)、D氏(美里町で水稲+繁殖牛を経営)の4者の概要を説明しました。

 次に、現地視察では、A社の夏限定ゆでトウモロコシ直売所に立寄った後、D氏の繁殖牛経営を見学しました。

 D氏は、水稲等28ha+繁殖牛31頭を経営、県指導調教師や元県指導農業士を務め、飼養管理技術が高く、研修生も多数受け入れています。大型牛舎では、給餌や掃除の方法、繁殖管理、市場出荷、飼料価格高騰など繁殖牛経営について具体的にお話を伺いました。

 農大生4名は将来、親元就農や雇用就農を希望しており、今回の未来塾で研修先の概要を知り、受入先農家から直接話を聞いたことで、先進農業体験学習への意欲が高まったようでした。

 

 <問い合わせ先>

  美里農業改良普及センター地域農業班TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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美里地区農業士会通常総会及び歓送迎会が開催されました

2023年08月15日 14時53分10秒 | ②新たな担い手の確保・育成

令和5年7月27日に菜園レストラン野の風(美里町)で令和5年度美里地区農業士会通常総会及び歓送迎会が開催されました。

初めに、会長が「コロナ5類移行で農業士会の活動が通常どおりに行うことができ、皆様のご協力に感謝する。」と挨拶され、続いて、普及センター所長から「物価高騰など経営環境が厳しい中、農業士の創意工夫による優良経営と後継者育成、地域農業振興への活動に感謝している。」との祝辞をいただきました。

議事では、令和4年度事業報告・収支決算、令和5年度事業計画案・収支予算案、年会費・納入方法、役員改選の4議案について原案どおり承認されました。

総会後、歓送迎会が開催され、退任指導農業士1名、新任農業士3名の経営概要や業績などを紹介し、本人からも自己紹介と農業士への抱負を話していただきました。

4年ぶりの懇親会では、厳しい経営環境が続く中での農政への要望や意見、普及センター職員との情報交換など会員等の相互交流が深められ、有意義な歓送迎会となりました。

 今年度、美里地区農業士会は指導農業士15名、青年農業士5名で研修等の研鑚や組織活動をしており、普及センターでは関係機関と連携して農業士活動を支援していきます。

 

 <問い合わせ先>

  美里農業改良普及センター 地域農業班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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美里地区農業士会第1回研修会が開催されました

2023年08月15日 13時52分36秒 | ②新たな担い手の確保・育成

令和5年7月27日に、美里地区農業士会第1回研修会が東松島市で開催され、株式会社石巻青果と株式会社ぱるファーム大曲を視察しました。

初めに、株式会社石巻青果では常温卸売市場と低温卸売市場、加工施設のパッケージ業務など施設や実際の作業を見ながら、地方卸売市場の役割を教えていただきました。

次に、株式会社ぱるファーム大曲では小岩代表から穀類乾燥調製施設や農機具格納庫を見ながら、東日本大震災後の2013年に、震災交付金で東松島市が整備した機械や施設を借受けて営農を再開し、水稲麦大豆や施設トマトなど100ha以上の大規模経営となり、圃場管理システムや大豆乾燥調製、施設園芸等への取組を話していただきました。

参加者は、青果物流通における地方卸売市場の役割や震災復興を担う大規模農業法人の経営戦略を学ぶことができ、大変有意義な研修となりました。

 

 <問い合わせ先>

  美里農業改良普及センター 地域農業班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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加工用ばれいしょが収穫されました!

2023年08月15日 11時46分55秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 美里地域では、平成20年に美里ぽてと部会が設立される等、県内でも早くから加工用ばれいしょに取り組んでおり、今年の作付け面積は約22haとなっています。

 今年は、梅雨明け後の7月下旬から加工用ばれいしょの収穫がはじまり、8月上旬に終了しました。昨年は7月の大雨被害により、美里地域ではばれいしょの収穫がほとんどできない状況でした。今年も6月や7月の雨による影響が心配されましたが、無事に収穫を迎えることができ、関係者一同ほっとしています。収穫されたばれいしょは順次、選別・出荷され、最終的にポテトチップス等に加工される予定です。

 普及センターでは、今後も関係機関と連携し、加工業務用ばれいしょの安定生産に向けた支援を行っていきます。

ばれいしょ収穫の様子

 

<問合せ先>

  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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「JA新みやぎさつまいも研究会」が設立されました

2023年08月15日 11時41分57秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年7月21日にJA新みやぎみどりの統括センターにおいて、生産者8名が出席し、「JA新みやぎさつまいも研究会」設立総会が開催されました。

 近年、さつまいもの需要が拡大していることから、JA新みやぎでは令和4年度より、さつまいもの作付推進活動や栽培講習会を開催しています。今後、更なるさつまいもの生産拡大に向けて、生産技術の向上と品質の均一化により、産地化を図ることを目的とし、本研究会が設立されました。

 総会は設立趣意書から研究会規約等のすべての議案が承認され、役員5人が選出されました。研究会長の就任挨拶では、さつまいも生産拡大に向けて決意表明があり、今後の研究会の発展が期待されました。

 普及センターでは、JA新みやぎさつまいも研究会と連携し、管内におけるさつまいも生産拡大と産地化を支援していきます。

設立総会の様子

 

<問合せ先>

  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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仙台市内で加工用ばれいしょが収穫時期を迎えました

2023年08月15日 08時29分17秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 仙台市内の加工用ばれいしょが収穫時期を迎え、7月24日から収穫作業が開始されました。収穫が行われたのは、農事組合法人福鶴ファームのほ場で、令和4年から転作作物の一つとして栽培が始まり、今年で2作目になります。収穫作業は今年導入した収穫機械を使用して行われ、生産者は機械の上に乗って丁寧に選別作業を行いながら、ばれいしょの収量や品質を確かめていました。

 法人の担当者によると、昨年の実績を踏まえて栽培方法を改善するなど工夫し、今年はより多くの収穫が見込めそうだとのことでした。収穫は8月上旬までに完了する予定で、収穫後は契約先であるカルビーポテト(株)へ出荷されます。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8410

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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