令和5年7月28日に農業大学校先進農業体験学習に係る普及センター訪問に合わせ、美里地区みやぎ農業未来塾就農希望者コースを開催しました。
はじめに、所長から「人との出会いを大切に、有意義な研修をしてほしい。」と挨拶があった後、農大1年生4名が自己紹介を行いました。普及センターからは、先進農業体験学習受入先について、A社(美里町で水稲麦大豆+野菜の128haの大規模経営)、B社(大崎市鹿島台で水稲麦大豆+野菜の81haを経営)、C氏(鹿島台で繁殖・肥育牛の一貫経営)、D氏(美里町で水稲+繁殖牛を経営)の4者の概要を説明しました。
次に、現地視察では、A社の夏限定ゆでトウモロコシ直売所に立寄った後、D氏の繁殖牛経営を見学しました。
D氏は、水稲等28ha+繁殖牛31頭を経営、県指導調教師や元県指導農業士を務め、飼養管理技術が高く、研修生も多数受け入れています。大型牛舎では、給餌や掃除の方法、繁殖管理、市場出荷、飼料価格高騰など繁殖牛経営について具体的にお話を伺いました。
農大生4名は将来、親元就農や雇用就農を希望しており、今回の未来塾で研修先の概要を知り、受入先農家から直接話を聞いたことで、先進農業体験学習への意欲が高まったようでした。
<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター地域農業班TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225