宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

登米地区生活研究グループのグループ員研修を開催しました

2023年08月09日 15時41分29秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 登米地区生活研究グループでは、20年以上前から「こんにゃくづくり」が盛んに行われています。会員各々が、こんにゃくの栽培から加工までを行い、家族で手づくりこんにゃくの味を楽しんだり、地域のお祭りや道の駅等で販売したりしています。

 今回のグループ員研修では、実際にグループ員のほ場を見ながら、外部講師の食材王国みやぎ「伝え人」こんにゃく指導員の山家眞氏から、こんにゃくの栽培方法や種芋の残し方等について学びました。参加者からは、冬期の種芋の上手な保存方法等に関する質問があり、講師から、保存方法の重要ポイントについてアドバイスをいただきました。今回の研修により、グループ内におけるこんにゃくの安定生産が期待されます。

 普及センターでは、今後も生活研究グループをはじめとした女性農業者等の活動を支援してまいります。

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522 


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令和5年度宮城県農業大学校入校生の普及センター訪問が行われました

2023年08月09日 13時36分54秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和5年7月28日、9月から約1か月間、登米管内で宮城県農業大学校の先進農業体験学習に臨む1年生4人が登米農業改良普及センターを訪問しました。
 普及センターからは、普及センター活動、管内の農業概況や体験学習の受入農家の経営概要について説明しました。また、登米市4Hクラブ員にも出席いただき、クラブ活動の状況を紹介しました。
 訪問した学生のほとんどが卒業後は研修等を経て自家就農を希望しており、受入先農家の取組みについてなどの質問がありました。学生は、普及センターの説明に耳を傾けながら熱心にメモをとるなど将来の就農に向けた情報を積極的に収集していました。

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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女性農業者キャリアアップ講座「視察研修会」を行いました。

2023年08月09日 11時32分40秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 

 令和5年7月19日に女性農業者組織「ベジ☆hope」を対象に女性農業者キャリアアップ講座「視察研修会」を行いました。今回は、宮城県農業・園芸総合研究所、JRフルーツパーク仙台あらはま、東松島市の吉田農園を視察しました。

 宮城県農業・園芸総合研究所では施設野菜のなす、きゅうりの主枝つるおろし栽培や、露地野菜の長ねぎの周年栽培、せりの高設栽培など、現在取り組んでいる野菜栽培技術について学びました。また、仙台ターミナルビル㈱が震災の集団移転跡地に建設したJRフルーツパーク仙台あらはまでは、ホテルメトロポリタン仙台のシェフがプロデュースした地域食材を使った昼食を堪能し、併設されている直売所「あらはまマルシェ」にて地元農業者が生産した野菜や農園で生産された果物の販売状況を視察しました。最後に、福島県の盛土式根圏制御栽培を導入しぶどう栽培を行っている東松島市の吉田農園を視察しました。吉田氏からは自施工によるハウス設置の大変さや栽培方法を1から情報収集して行う苦労についてお話しいただきました。

 参加者からは、「普段、家事や育児等あり勉強会へ参加することが難しかったが、今日は他の生産者のほ場を見る良い機会となった。来年以降も開催したい」との声が挙がりました。

 当普及センターでは、女性農業者の生き生きとした活躍に向けて、引き続き支援していきます。

 <連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター地域農業班 TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999


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