宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

くりはらスプレーマム研究会現地検討会が開催されました。

2023年08月24日 17時08分05秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 

令和5年6月29日、栗原市一迫で、くりはらスプレーマム研究会現地検討会が開催され、会員10名が参加しました。検討会では、会員のスプレーギク等の栽培ほ場を見て回り、導入品種や生育状況等の確認が行われました。お盆やお彼岸の需要期の出荷に向けたスプレーギク等の生育は、病害虫の発生もなく順調な生育でした。

 当普及センターからは、会員の栽培概要のほか、農作業中の熱中症予防に関する情報提供を行いました。今後とも、研究会会員間の交流と栽培技術向上を支援していきます。

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 班名 地域農業班

TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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「第3回いちご新規生産者・後継者向け勉強会」を開催しました

2023年08月24日 10時56分39秒 | ②新たな担い手の確保・育成

   亘理・山元地域のいちごは、東日本大震災後の創造的復興により約68haに及ぶ東北一の産地となっており、生産を再開した生産者の後継者や県外からの新規参入者などいちご生産に取り組む若手が増加しています。しかし、各生産者間の繋がりや栽培に関する情報交換等の機会が少ない状況にあることから、普及センターでは関係機関と協力し、勉強会を開催してきました。

    第3回はいちごの収量確保を左右する「いちごの花芽分化」をテーマに開催しました。

    当日は管内各法人、若手生産者を含め40人が参加しました。前半は、花芽分化の基本事項を講義の中で確認した後、実際にいちごの生長点・花芽を実体顕微鏡の画像を拡大した映像により、参加者全員が実物で花芽の観察を行いました。

    後半には、生産者が4グループに分かれ、夜冷処理に関するメリットとデメリットについてグループワークを行いました。参加者からは「みんなで話ができるのが楽しい」「いろいろな考え方を知ることができて良かった」などの感想が聞かれ、いちごに関する理解を深め、互いの交流を深めるよい機会となったようです。

    普及センターでは、新規生産者・後継者向け勉強会を継続的に開催する予定にしており、東北一のいちご産地の更なる発展に向けて支援してまいります。

     

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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