宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

加工用ばれいしょの収穫が最盛期を迎えました

2023年08月04日 13時42分05秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 登米地域では、令和3年度に加工用ばれいしょを栽培する生産者で「登米ぽてと組合」を設立し、組織的な取り組みが行われており、今年の加工用ばれいしょ作付け面積は20ha弱となっています。

 昨年は収穫直前の豪雨により大きな被害を受け、今年度も6月と7月の大雨による収量品質への影響が心配されましたが、無事収穫期を迎えることが出来ました。収穫途中ですが、生産者からは異常気象による影響が少なかった一昨年に近い収量が得られそうだとの声も聞こえています。

 普及センターでは、加工用ばれいしょの生産者を対象に、栽培技術向上を支援するプロジェクト課題に取り組み、安定した収量・品質の確保に向けて、課題となっている排水対策や適切な雑草防除など、今後ともさらなる安定生産に向けて支援してまいります。

 

     収穫作業の様子                     選果作業の様子

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

 


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ポットマムの現地検討会が行われました

2023年08月04日 08時46分37秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 柴田鉢花研究会では、5月の母の日向けポットカーネーションの出荷終了後、施設内を一斉にポットマムに入れ替え、7月から10月まで長期に渡った出荷を行っています。

 「ポットマム」とは、英語の鉢(ポット)とキク(クリサンセマム)を合わせた言葉で、草丈を短く作った洋ギクの鉢作りを言います。

 当地で生産されるポットマムは、多種多様な花色と花形があり、次々と蕾を持つことで鑑賞期間が長いことから、敬老の日のギフトをはじめ幅広い用途に使える鉢花として市場や量販店等から高い評価を受けています。

 ポットマムの出荷が始まったことを受け、7月26日に現地検討会が開催されました。

 検討会には生産者・関係機関・市場関係者などが参加し、各作型の生育状況や病害虫の有無を確認し、出荷までの栽培管理について農協や普及センターよりアドバイスを行いました。総合検討では、集荷方法等についても詳細に話し合われました。

 夏の暑さが厳しい今年の天候は、ポットマムの管理が難しく、生産者は例年通りの品質を維持するため高温対策等を行っています。普及センターでは、今後も良品生産に向け栽培技術面を中心に支援を続けて行きます。

 

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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