宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

清水地区の若手農業者に大豆栽培講習会を実施しました。

2023年12月19日 14時13分30秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 大崎農業改良普及センターでは、プロジェクト課題として色麻町清水地区の法人化を軸にした将来の営農ビジョンの形成を支援しています。

 清水地区では、農地整備中の転作作物として集落営農で大豆栽培に取り組む予定となっているものの、これまで若手農業者は大豆栽培を行っていなかったことから、「地域で取り組む予定の大豆栽培について学びたい」という希望がありました。そこで今回、令和5年12月6日(水)に普及センターの作物担当職員、JA加美よつば職員を講師として栽培講習会を実施することになりました。質疑応答を交えながら、大豆栽培の基礎や地域での防除体制、収穫・乾燥調製体制などについて講義があり、参加者は真剣に聴講していました。参加者からは、「大豆栽培と地域での生産体制がよくわかった」との感想が聞かれました。

 普及センターでは、引き続き関係機関と連携しながら、清水地区の次世代の営農を担う若手農業者を支援していきます。

 <連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新規就農者が先輩農家から技術を学んでいます!

2023年12月19日 09時27分35秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 登米市で実施している「登米農業マイスター制度」を活用し、令和3年に水稲と肉用牛で就農した新規就農者が先輩農家(繁殖・肥育一貫)の個別技術指導を受けています。「登米農業マイスター制度」とは、新規就農者の早期の生産技術習得や経営安定化等を目的に、地域の熟練農業者を登米マイスターとして新規就農者のもとへ派遣し、個別技術指導により管理技術等について学ぶものです。

 令和5年12月11日(月)に全3回のうち第2回目のマイスター巡回が行われました。今回は先輩農家の畜舎を見学し、肥育農家がどのようなことに重点を置きながら肥育しているのかなど詳しく説明いただきました。新規就農者から、肥育に係る経費や給餌について、素畜による成績の違いなどの質問の他、市場価格下落に対する今後の自身の経営方針を相談する場面もみられました。

 次回は来年1月に第3回マイスター巡回が開催される予定です。今後も市やマイスターと連携しながら新規就農者の技術向上を支援していきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする