宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和5年産稲作の総合検討会が開催されました

2023年12月06日 12時44分13秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和5年11月30日にJAみやぎ登米迫稲作経営部会の総合検討会が、12月1日に石越町第12集落興農実行組合の稲作講習会が開催されました。

 迫稲作経営部会では、脱プラスチック対策肥料の実証試験に取り組んでおり、令和5年度の試験結果について生産者が一人ずつ結果と感想の発表を行いました。今年は異常気象により厳しい栽培条件ではありましたが、収量・品質ともに良好な結果が得られ、来年につながる内容となりました。

 石越町第12集落興農実行組合では、毎年稲作関係の講習会を開催しており、今回は普及センターから令和5年産稲作の総括と令和6年産に向けてのポイントについてお話をさせていただきました。

 また、プロジェクト課題として取り組んでいるグリーンな栽培体系の実証試験結果等についてPRを行いました。

 異常気象への対応としては、まずは土づくりをしっかり行うことと、基本技術を励行することが重要だと再確認しました。

 普及センターでは、今後も登米管内の水稲の収量と品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

登米総合産業高校の水稲資材試験の調査を支援しました

2023年12月06日 10時29分36秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 今年度、登米総合産業高校では学校田の授業の一環で、収量増加につながる特徴のある育苗培土の試験を実施しました。通常の調査だけでは効果が判然としない可能性があったことから、調査体験も兼ねて、穂数や籾数を調査して収量構成要素を比較することとなり、その具体的な調査方法について支援を行いました。

 調査では、一穂籾数の測定等、普段の授業ではあまり経験の無い地道な作業が多く、参加した生徒6人は大変苦労した様子でしたが、最後まで調査をやり終えることができて安心した様子でした。

 普及センターでは、今後も登米総合産業高校と連携して農業後継者育成を支援していきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522  


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする