宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

第3回シャインマスカット栽培技術研修会を開催しました

2023年12月25日 14時51分43秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 

 令和5年12月15日(金)に栗原市金成で「第3回シャインマスカット栽培技術研修会」を開催しました。
 当日は、シャインマスカットの生産者や今後導入予定の方々、合わせて47人の参加がありました。
 始めに普及センターから作成した資料(ぶどうの樹形の作り方とせん定)に基づき、整枝せん定の仕方と芽傷処理について、基本的な技術と実施時期等について説明しました。
 次に、現地ほ場の園主である田中学さんを講師に、田中さんが作成した資料に基づき、今年の生育概況とせん定に当たってのポイントについて説明を行い、その後に実際のせん定について実技を行いました。また、せん定道具を持参した方には、実際にほ場の樹をせん定するなどの体験をしていただきました。実際にせん定した方からは、「樹のどこを切れば良いのか明確になり、大変参考になった。」との意見が聞かれました。
 普及センターでは、今後も関係機関と連携し、シャインマスカット等のぶどう栽培の拡大に取り組んでまいります。

 <連絡先>
 宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0228-22-9437   FAX:0228-22-6144

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JA新みやぎあさひなぶどう部会のせん定講習会が開催されました

2023年12月25日 11時32分39秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 12月20日、JA新みやぎあさひなぶどう部会の部会員を対象に、ぶどうのせん定講習会が開催され、18名の生産者が参加しました。

 講習会では、普及センター職員が講師となり、せん定の前にぶどうの芽のつき方や枝の登熟程度など基本的な知識の確認を行い、その後実際にせん定のデモンストレーションを行いました。生産者から「自分だったらこう切る」等の意見もたくさん交わされ、生産者同士で教えあう場面も多くみられました。

 普及センターでは、今後も引き続き栽培管理や技術指導を行い、果樹の安定生産を支援してまいります。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374,FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高収益作物の試験栽培の振り返りを行いました

2023年12月25日 09時39分48秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 気仙沼市本吉町表山田・三段田地区では、地域農業の継続・発展に向けて、今年度、高収益作物の候補としてえだまめとさつまいもを選定し、試験栽培に取り組みました。

 令和5年12月14日、地区の中心経営体及び主要農家8名が集まり、試験栽培の振り返りを行いました。担当農家から収支報告がなされ、続いて、普及センターから、試験栽培で明らかになった成果、課題とその対応策について説明し、来年度に取り組む内容について提案するなど、農業者と意見交換をしながら検討しました。その結果、えだまめは、高収益作物の候補品目になり得るとの合意に至り、本作に取り組もうとする意欲が感じられました。

 普及センターでは、今後も地域の取組を支援していきます。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙台市下倉大原地区で鳥獣被害対策勉強会を開催しました

2023年12月25日 08時59分59秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

  

 令和5年12月17日(日)、仙台市青葉区下倉集会場において、集落ぐるみ鳥獣被害対策モデル事業の勉強会を開催し、下倉大原地区の住民26名の参加がありました。

 この勉強会は、イノシシによる農作物の被害を効果的に防止するために地域住民のイノシシに対する理解を深め、被害対策手法の習得を目的に開催したもので、合同会社東北野生動物保護管理センターの宇野代表より、イノシシの生態と被害対策について講義いただきました。

 後半は、下倉大原地区では、平成22年度に設置した侵入防止柵が令和7年度に更新時期をむかえるため、現状の問題と侵入防止柵のルート等について、図面を確認しながら地域住民で意見交換を行いました。

 今後は令和7年度侵入防止柵の更新に向けて、地域住民で効果的な設置方法を検討していくことになりました。

 イノシシの被害は依然としてみられ、対策が必要であることから、普及センターとしても効果的な対策ができるよう支援していきます。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320 FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

農地整備事業に向けた土壌調査を実施しました

2023年12月25日 08時37分03秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 大和町吉田沢渡地区で受託調査中の農地整備事業計画のため、土壌調査を実施しました。作物の生育に影響する土壌の特質を調査し、整備方針に反映させることを目的に実施されるもので、暗渠排水工の必要性の判断材料になるものです。

 10月30日に、検土杖による調査を行い、土壌タイプ別に農地を区分しました。地区の農家の方の協力もあり、69地点の調査を行いました。

 その結果をもとに11月20日に4カ所の試坑調査を実施しました。約1m四方の穴を掘り、詳細に土層の厚さ、土性や土色等の調査を行いました。調査地点によっては、地下水位が高く、水がたまり排水の悪さやが明確にわかるほ場もありました。

 当地区では、水稲以外の土地利用型作物や収益性の高い作物の栽培を計画しており、農地整備事業で汎用性のある水田が整備されることが期待されています。普及センターでは、収益性の高い水田農業推進に向け、引き続き支援を行っていきます。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第1班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8410

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする