宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

(有)大郷グリーンファーマーズがみどり認定を取得しました

2023年12月21日 16時39分12秒 | ⑧環境に配慮した持続可能な農業生産

 

 令和5年12月18日(月),県庁で宮城県みどり認定証授与式が開催されました。

 県は、みどりの食料システム法に基づき、持続可能な食料システムの構築に向けて、令和5年3月に「宮城県みどりの食料システム戦略推進基本計画」を策定し、生産性と持続性の両立の実現を目指して取り組んでいます。

 みどりの食料システム法に基づき、環境に配慮した農業に取り組む県内4つの農業法人が県内で初めて認定され、今回、認定証が授与されました。

 大郷町の有限会社大郷グリーンファーマーズ(代表:西塚忠元)は、水稲、ネギ、小松菜栽培において堆肥等の有機質資材を施用して土づくりをするとともに、化学肥料・化学農薬を慣行より5割以上削減する取組と、水稲栽培で中干し期間を1週間延長し、メタンガス発生を抑える取組の「環境負荷低減事業活動実施計画」で認定を受けました。

 西塚代表からは、環境負荷低減の農業の実践を継続し、さらに拡大していきたいとの認定者挨拶がありました。

 普及センターでは、今後も環境に配慮した持続可能な農業の取組を支援していきます。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320 FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

 

 

 


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加工用ばれいしょ栽培振り返りを実施しました。

2023年12月21日 16時03分43秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年12月8日、迫川上流土地改良区を会場に、今年作の生育経過や課題を抽出し、次年作の収量・品質向上等につなげるため、栽培の振り返りを開催しました。

 振り返りでは、講師にカルビーポテト株式会社宮城駐在担当を招き、「加工用ばれいしょの収量・品質から見た改善点」と題して講義をいただきました。講義では、品質、比重の年次経過データや県内の反あたり粗収入データなどから、まだまだ収量改善の余地があることが示されました。また、栽培における一つ一つの作業の大切さ、人為ミスの防止など留意点について説明をいただきました。

 普及センターからは、調査した生育・収量や労働時間の結果について説明を行いました。

 生産者からは、あらためて種芋の温度管理や、労働時間削減のための他産地の動きなどの質問があり、次作に向けた栽培管理のイメージを広げているようでした。

 普及センターでは、今後も関係機関と連携し、収量・品質向上に向けて支援していきます。

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 班名 地域農業班

TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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