登米市で実施している「登米農業マイスター制度」を活用し、令和3年に水稲と肉用牛で就農した新規就農者が先輩農家(繁殖・肥育一貫)の個別技術指導を受けています。「登米農業マイスター制度」とは、新規就農者の早期の生産技術習得や経営安定化等を目的に、地域の熟練農業者を登米マイスターとして新規就農者のもとへ派遣し、個別技術指導により管理技術等について学ぶものです。
令和5年12月11日(月)に全3回のうち第2回目のマイスター巡回が行われました。今回は先輩農家の畜舎を見学し、肥育農家がどのようなことに重点を置きながら肥育しているのかなど詳しく説明いただきました。新規就農者から、肥育に係る経費や給餌について、素畜による成績の違いなどの質問の他、市場価格下落に対する今後の自身の経営方針を相談する場面もみられました。
次回は来年1月に第3回マイスター巡回が開催される予定です。今後も市やマイスターと連携しながら新規就農者の技術向上を支援していきます。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522