令和5年6月26日、宮城県ぽてと生産者協議会の加工用ばれいしょ現地検討会が開催され、仙台市及び岩沼市内のばれいしょ生産ほ場にて、生産状況の確認や今後の管理等についての検討を行いました。仙台市のほ場は、農事組合法人福鶴ファームがカルビーポテト㈱との契約栽培により、令和4年から栽培を開始し、今年は2.6ha(前年1ha)の面積に拡大して生産を行っています。普及センターでは生育調査ほを設置するなどして、生育状況を観察しながら、栽培技術支援を行っています。
当日は、県内の加工用ばれいしょ生産者、カルビーポテト㈱や関係機関など約40名の参加があり、カルビーポテト㈱栽培支援担当者から情報提供があった今後の肥培管理等の話に耳を傾けていました。昨年は7月の大雨により、芋が腐敗するなどして収量が低下してしまいましたが、福鶴ファームでは今作の対応として排水対策を実施するなどして、概ね順調な生育となっており、収穫は7月中旬頃を予定しています。
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