JAいしのまき転作部会主催の大豆の現地検討会が7月30日に矢本地区,8月20日に管内全域,24日に河南地区,26日に鳴瀬地区で開催されました。石巻管内では,大豆が約2,100haで栽培されており,県内でも有数の産地となっています。
令和2年産の大豆の生育は,適期播種ができたほ場の大豆については概ね平年並~平年を上回る生育状況となっています。その一方で,7月の長雨の影響によって中耕・培土や除草剤の散布を適期に実施することが難しかったことから,雑草防除が難しい年になりました。
現地検討会では,各ほ場において大豆の主茎長や節数及び分枝数を測定し,生育や雑草・病害虫発生状況などを確認し,普及センターから各ほ場の管理状況や今後の栽培管理のポイントについて説明しました。参加した生産者は,ほ場の状態や大豆の生育に注意を向け,適期の中耕・培土や除草剤散布の重要性を再認識し,今後の栽培管理について活発な意見交換が行われました。
普及センターでは高収量・高品質の大豆栽培に向けて,生産者に対し引き続き栽培管理の支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第1班
TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999