令和4年7月7日に石巻市桃生地区において,今年度JAいしのまきが実施している子実用とうもろこしの播種後40日調査を行いました。当日は,実証ほを担当する生産者(2法人)をはじめ,東北農業研究センター(農研機構),JAいしのまき,当普及センター,当所畜産振興部,農業農村整備部,農業・園芸総合研究所など関係者15人が参加しました。当普及センターでは,子実用とうもろこしの生育調査を実施するのは初めてのことから,東北農業研究センター研究員のご指導のもと,調査項目や調査方法を確認し,草高,葉数,葉色を測定しました。生育は,一部で湿害と思われる箇所が見られたものの2ほ場とも概ね順調で,雑草もよく抑えられていました。調査後の意見交換では,後作の作目や施肥方法の質問や成績検討会開催の提案などがありました。今後は,台風や獣害などに注意しながら,生育を観察してくこととなります。次回の調査は,7月下旬の絹糸抽出期の予定です。当普及センターでは,JAいしのまきの子実用とうもろこしの実証試験を引続き支援していきます。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999