令和6年4月23日に、やもときゅうり園芸組合の促成きゅうり現地検討会が開催されました。生産者6名のハウスを種苗会社や資材会社、JAいしのまき、普及センターで巡回し、生育状況を検討しました。
今作は、例年通り1月下旬から2月中旬に定植され、3月上旬から中旬に出荷が始まりましたが、2月中旬から3月上旬の低温により根張りが弱く子づるの発生も抑制されたほか、一部の圃場では、褐斑病やアブラムシの発生が見られました。これまでの収量は、前年と比べやや少なめでしたが、4月以降の好天で樹勢が回復し、今後は出荷の増加が見込まれます。促成栽培は、6月末までの出荷が予定されており、今後も定期的な巡回指導により安定生産を支援していきます。
<連絡先> 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班
TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999