宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

新規就農者が簡易養液栽培システムによるトマト栽培に挑戦しています

2020年06月16日 08時54分04秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 大崎市田尻地区の新規就農者が,簡易養液栽培システムを利用したトマト栽培に取り組み始めました。当システムは移動式であり,水稲育苗後のハウスを有効活用できるものです。比較的新しい栽培方法のため,管内でこの栽培方法に取り組む生産者は,まだ少ない状況です。普及センターでは,当新規就農者がこのシステムを導入するにあたって,情報提供や技術指導を行っています。

 令和2年6月11日(木)には,栽培ほ場に他地域の若手野菜生産者や関係機関が集まり,このシステムによる栽培方法について勉強するための視察研修会が行われました。参加者からは,当システムの設置方法や,栽培における注意点等について質問がありました。また参加者同士で積極的に情報交換がなされ,有意義な研修会となったようです。

 普及センターでは,今後も新規就農者の営農技術向上のため支援していきます。

 

     

視察研修             栽培指導

 

<問合せ先>

  美里農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0229-32-3115 FAX:0229-32-2225

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「登米市の花を購入しましょ... | トップ | 梨病害防除ナビゲーションの... »
最新の画像もっと見る

地域農業を支える意欲の高い担い手確保」カテゴリの最新記事