平成31年3月27日にみやぎ総合家畜市場において,大崎,仙南及びいしのまき和牛改良推進組合が合同保留牛育成研修会を開催しました。
本研修会は,黒毛和種繁殖雌牛を保留,更新する際に重要な血統,体型や育成方法について研究することを目的とし,各組合からそれぞれ3頭が供試牛として出品されました。生産者や関係者あわせて約90名が出席し,全農みやぎ畜産部職員の説明を受けながらポイントを学びました。供試牛の1頭として大崎和牛改良推進組合の小山組合長が出品した「ゆりり」号は,その4代祖の島根県産雌牛(曾祖母の母)を約30年前に導入し,代々,交配と自家保留に取り組んできた牛でした。
出席者は,それぞれの地域で種雄牛や特色ある雌系統を造成するとともに,和牛育種組合への昇格を目指して和牛改良に取り組んでいます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910