管内「青ねぎ」生産者による露地栽培の定植作業が,4月9日から始まりました。
管内の「青ねぎ」生産は,は種から育苗を「(株)みどりのみらい」が行い,定植作業はJA新みやぎみどりの地区本部(以下,JA)の営農指導員が,本年度作付けする生産者のほ場に計画的に定植していきます。生産者は,定植後の肥培管理と病害虫防除を徹底し,高品質な「青ねぎ」生産に努めています。
露地「青ねぎ」栽培の作型は,4月上中旬定植し,1回目の収穫は6月中下旬に刈り取ります。その後刈り取った株をそのまま養生し,8月中下旬に2回目の刈り取り,さらに11月に上中旬に3回目の刈り取りを行います。JAでは「青ねぎ」集出荷調整施設を事業により整備しており,生産者は刈り取り収穫した「青ねぎ」をコンテナ出荷し,食品加工業者へ出荷される仕組みとなっています。
昨年は「べと病」の発生が多く,出荷量が伸び悩みました。今年度は普及センターから徹底した病害虫防除の取組みを提示し,収量向上につなげたいと考えています。また,今年度,初めて「青ねぎ」栽培に取り組む生産者がいることから,普及センターで作成した栽培暦を活用し,JAと協力しながら定着に向けた支援を行っていきます。
<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター 先進技術班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225