令和6年6月14日(金)に農事組合法人みらいす青生(美里町)を会場に、第1回美里地区みやぎ農業未来塾「資質向上研修」を開催し、宮城県農業大学校水田経営学部2年生が参加しました。
はじめに、宍戸代表理事組合長から、土地利用型作物や野菜など約100haの大規模経営の概要や雇用状況についてお話しをいただいた後、実際に当法人に就職した県農業大学校OB2名を交え「農業法人に受け入れられるための準備について」をテーマに意見交換を行いました。
参加した学生から、「学生時代に修得すべき資格や技能はあるのか」、「ベテランの方と円滑にコミュニケーションをとるためにはどうすればよいのか」などといった質問があり、「フォークリフトの免許を取得しておくと実務で役立つ」、「普段から地元の方や農業大学校職員と会話をする機会を作って、年上の人と話すことに慣れておくこと」といったアドバイスをいただき、有意義な研修会となりました。
最近は、県農業大学校卒業生の進路として農業法人への就職が年々増加傾向にあり、農業法人側も人手不足の中で、人材獲得への動きが活発化しています。
普及センターでは、今後も将来的な農業の担い手確保のため、就農希望者や新規就農者の資質向上に向けた支援を継続していきます。
美里農業改良普及センター 地域農業班 TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225