宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「宮城白石産ササニシキ畦かえる新米試食会」が開催されました

2018年10月23日 12時50分55秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

去る10月4日,白石市鎌先温泉「湯守 木村屋」を会場に「宮城白石産ササニシキ畦かえる新米試食会」が開催されました。

 この試食会は,平成元年に食味日本一となった「白石市産ササニシキ」の復活を目指す「食味日本一の『しろいし米』復活プロジェクト」(代表 村上 贇氏)が,平成28年度より取り組んでいる「宮城白石産ササニシキ復活プロジェクト」の一環として,開催されたもので,市内の飲食店,旅館や取引先,関係者,一般招待者等約50名が参加しました。

 式の中では副代表の齋藤重雄氏から,今年も苦労しながら稲を育て,良質米の生産に取り組んだことについて経過説明があり,その後,全員で「ササニシキ」の試食を行いました。

 今年産の「ササニシキ」は,夏場の高温による品質の低下も懸念されましたが,メンバーのきめ細かな栽培管理により高品質の「ササニシキ」が生産され,試食会場からは「香りも良く,大変おいしい」との声が多数聞かれました。

 普及センターではプロジェクト課題として,技術支援を中心に支援しており,この成果を次年度の活動につなげて参ります。

なお,新米は白石市の農産物直売所「小十郎の郷」で販売していますので,皆様も是非,おいしい「白石産ササニシキ」を御賞味ください。

ずらりと並んだ「ササニシキ」

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班

     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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大崎4Hクラブが宮城県農業大学校へクラブ活動紹介に伺いました

2018年10月22日 19時45分32秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  平成30年10月17日に大崎4Hクラブ員の農大卒業生3人が宮城県農業大学校水田経営学部2年生を対象にクラブ活動紹介&勧誘に伺いました。
 県内各地区の4Hクラブではクラブ員を増やし,より活動を活性化するために「クラブ員ましまし運動」を展開しています。大崎4Hクラブには農業大学校OBが多く,後輩に対しクラブ活動の醍醐味を紹介しました。活動を通して得た人とのつながりや学んだことを実体験を踏まえわかりやすくPRしたところ,学生達は活動内容に興味津々の様子でした。学生達が卒業後4Hクラブへ入会してくれることが期待されます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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農産物直売所「あぐりっこ金成」でりんご品種「サワールージュ」の果実販売会を開催

2018年10月22日 10時26分45秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 宮城県が育成したりんご品種「サワールージュ」の消費者へのPRを目的に,10月7日(日)に栗原市金成末野地区の農産物直売所「あぐりっこ金成」で「サワールージュ」の果実販売会が開催されました。

 イベント当日は,生果実のほか,「サワールージュ」の酸味が強い特性を生かした加工品(ジェラート,焼菓子,ジャム)が試食・販売され,多くの来店者で賑わいました。来店者の中には「サワールージュ」を今回のイベントで初めて知った方も多かったようですが,試食で気に入っていただき,多くの方にお買い上げいただきました。

 「あぐりっこ金成」がある栗原市金成末野地区はりんごの栽培が盛んで,「サワールージュ」の県内有数の産地となっています。他にも様々なりんご品種が栽培されておりますので,ぜひ「あぐりっこ金成」にお越しいただき,旬のりんごをお買い求めください。

(「サワールージュ」を販売している様子)

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    

TEL:0228-22-9437     FAX:0228-22-6144


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JA栗っこ花苗部会秋季花壇苗現地ほ場巡回を開催

2018年10月22日 10時17分20秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 9月28日(金)にJA栗っこ花苗部会による,栽培技術の向上などを目的とした秋季花壇苗現地ほ場巡回が栗原市若柳地区で開催され,部会員9名が参加しました。

 当日は,市場の担当者を交え部会員のほ場7か所を巡回しました。一昨年から市場を通じた受注生産の取組を行っており,注文を受けた数量を事前に部会員に割り振り,定められた日に納品することとしています。今回の巡回では,受注分を中心としたパンジー,ビオラ等の花壇苗の生育状況の確認が行われ,栽培技術等について活発な意見交換がなされました。いずれのほ場の花壇苗も生育は順調で,受注分とは別の播種時期が早かった作型では出荷適期を迎えているものもありました。

 JA栗っこ花苗部会では,今後も引き続き栽培講習会などを通じて栽培技術を向上させ,高品質な花壇苗の生産に取り組んでいく予定です。

(生育状況を観察している様子)

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    

TEL:0228-22-9437     FAX:0228-22-6144


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生産工程管理(GAP)導入推進研修を開催します

2018年10月19日 16時18分51秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 農業生産工程管理(以下:GAP)の取組は,計画や記録,点検による改善活動を基本に食品の安全確保,環境保全,労働安全等の実現を図ることが目的とされています。石巻地域においても,より信頼される農産物の生産を行っていくためには,GAP認証取得やGAPの考え方を取り入れていくことが望まれています。そこで講師に(株)アースコーポレーション代表取締役,菊地利正氏を招き,管内農業生産法人,農業者等を対象に,農場に潜むリスクとその改善に向けた留意点等について,事例を通した研修会を開催します。また,実際にGAP認証取得に向けて取り組んでいる農場の現地視察を行うことにより,GAP実践に向けた意識啓発,知識向上を図ります。
<日  時> 平成30年11月7日(水)午後1時20分から午後4時30分まで
<講    義> 石巻市北上保健医療センターひまわり ホール
                住所 石巻市北上町橋浦字大須215
<農場視察> (株)デ・リーフデ北上

参加希望の方は石巻普及センター先進技術第二班までご連絡下さい。 電話:0225-95-1435


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農薬と病害虫防除研修会を開催しました。

2018年10月17日 18時20分43秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

平成30年10月16日,石巻管内の園芸生産者を主な対象に「農薬と病害虫防除研修会」を開催しました。研修会には関係機関含めて約60名が参加し,農薬を初めとする病害虫防除について研修しました。
 現場では農薬の効果やローテーションにおける関心は高いものの,農薬散布の方法や付着程度について議論される機会は少ないと思われます。今回の研修会では,奈良県農業研究開発センター研究企画推進課長である國本佳範氏より,農薬散布という観点から感水紙を使った試験や農薬の付着程度がその後の害虫の増殖にどのように影響するか,生産者間で農薬付着程度にどのくらい差があるかといった試験結果についてご紹介いただき,農薬散布手法の重要さについて実演も交えながら,ご講演いただきました。
 次に,一般社団法人宮城県植物防疫協会事務局長である増田俊雄氏より,薬剤抵抗性害虫(薬剤耐性菌)が発達する仕組み,抵抗性発達を遅らせるための農薬の使用ポイント,各系統別の特徴,農薬以外の資材をいかに選択するかについてご講演いただきました。
 研修会の参加者からは,「農薬の特性がわかって勉強になった」,「農薬散布のやり方,適切な動作を知れてよかった」,「葉裏への農薬の付着程度を知ることができた」等の感想が多数聞かれ,好評でした。本研修会をきっかけに,今までの病害虫管理手法が見直され,現場での更なる技術向上につながることを期待します。
 

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班
  TEL:0225-95-1435   FAX:0225-95-2999


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県育成りんご品種「サワールージュ」の果実販売イベントを開催しました!

2018年10月17日 15時36分06秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

宮城県が育成したりんご品種「サワールージュ」の利用拡大キャンペーン(県園芸振興室主催)の一環として,消費者へのPRを目的に,10月6日(土)に気仙沼市にあるJA南三陸の農産物直売所「菜果好(なかよし)」で「サワールージュ」の果実販売イベントが開催されました。

イベント当日は,生果実のほか,「サワールージュ」の酸味が強い特性を生かした加工品(りんごマフィン,コンポート)が試食・販売され,多くの来店者で賑わいました。

来店者の中には「サワールージュ」を前回のイベントで知り,今回も購入された方や,試食で気に入っていただき,購入された方など多くの方にお買い上げいただきました。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階

TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606

E-MAIL:ksnokai@pref.miyagi.lg.jp


 


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宮城県オリジナルりんご品種「サワールージュ」の加工研修会が開催されました!

2018年10月17日 15時19分07秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

「サワールージュ」は,宮城県農業・園芸総合研究所で育成された,スイーツの材料として売り出し中のりんごです。酸っぱいりんごの代名詞となっている「紅玉」並の酸味を有し,「紅玉」よりも収穫時期が3週間程度早く,病害虫や生理障害が出にくく栽培しやすいことなどが特徴となっています。

平成30年10月2日に,「サワールージュ」の特徴を活かした家庭で手軽に作れるスイーツをテーマとして, JA南三陸果樹生産部会主催による加工研修会が開催されました。

当日は,気仙沼市で洋菓子づくり・販売で活躍しているJA南三陸直売所「菜果好(なかよし)」加工部会の笠沼洋子氏を講師に迎え,新たな加工品として「りんご マフィン」,「りんご春巻き」の2品を調理,研修しました。

なかでも,「りんご春巻き」は初めての食感で、温かいのが好評でした。

家庭でも簡単にできる加工品を紹介することで,販売促進につながるものと期待しています。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階

TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606

E-MAIL:ksnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


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南三陸町で田んぼアート稲刈り刈り取り体験会が開催されました

2018年10月17日 10時16分43秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成30年10月13日(土) 南三陸町志津川で,廻館営農組合が取り組んでいる田んぼアートの稲刈り体験会が開催されました。
 震災で被災した地区にあって,農地の復旧・復興が行われ,廻館工区でも平成28年度から営農再開を行うことが出来ました。これまで支援いただいた諸々に感謝の意を表すため,昨年から田んぼアートに取り組んでおり,今年も収穫時期を迎え,田植え作業から支援・協力いただいた方々の参加をいただき,稲刈りイベントが実施されました。
 地元の小中高生や先生,支援者の方々,トヨタ東日本(株)社員の方々等 計50人程の参加がありました。
 紫稲(草丈70㎝程度)を手刈りして棒掛けし,黄稲(草丈50㎝程度)は参加者全員で手刈りしました。
 営農組合で,タコの絵柄(オクトパス君)の外側に植え付けた「ひとめぼれ」を事前に収穫し,おにぎりとして参加者に提供され,美味しいと話しながら舌鼓を打っていました。

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階
TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606
E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp


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民宿組合に対するいちじくのメニュー提案を行いました

2018年10月15日 14時29分51秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

 東松島市宮戸地区のいちじくは,平成29年10月に初収穫が行われ,年々生産量の拡大が見込まれる中,今年も収穫時期を迎えています。同地区では初めての果樹産地でもあり,地域の新たな特産品としての期待が高まっています。
 このため,平成30年10月3日に野蒜市民センターの調理実習室において,東日本大震災以降,順次経営を再開した民宿組合を対象として,宮戸地区のいちじくを民宿の「食」に取り入れていただくため,料理講習会(メニュー提案)を開催しました。
 講師として野菜ソムリエでもあるカワシマヨウコ氏を迎え,いちじくの「甘露煮」のほか,「蒸し煮」,「天ぷら」,「いちじくの生ハム巻き」など,先生の指導のもと,民宿の女将さんたちが新たな料理にチャレンジしました。
 女将さんたちからは,「手間が掛からないので民宿のメニューに取り入れたい」,「今回の調理法を参考に応用してみたい」などの意見が出され,民宿組合長からは「いちじくを活用して奥松島を活気づけていきたい」との感想をいただきました。
 今後,いちじくをはじめ,もも,かきなど,新たな特産品の生産が拡大していくことから,これらを活用した地域活性化に向けた取り組みが活発に行われることが期待されます。

 

 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター 
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999  (写真1枚)


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