去る10月4日,白石市鎌先温泉「湯守 木村屋」を会場に「宮城白石産ササニシキ畦かえる新米試食会」が開催されました。
この試食会は,平成元年に食味日本一となった「白石市産ササニシキ」の復活を目指す「食味日本一の『しろいし米』復活プロジェクト」(代表 村上 贇氏)が,平成28年度より取り組んでいる「宮城白石産ササニシキ復活プロジェクト」の一環として,開催されたもので,市内の飲食店,旅館や取引先,関係者,一般招待者等約50名が参加しました。
式の中では副代表の齋藤重雄氏から,今年も苦労しながら稲を育て,良質米の生産に取り組んだことについて経過説明があり,その後,全員で「ササニシキ」の試食を行いました。
今年産の「ササニシキ」は,夏場の高温による品質の低下も懸念されましたが,メンバーのきめ細かな栽培管理により高品質の「ササニシキ」が生産され,試食会場からは「香りも良く,大変おいしい」との声が多数聞かれました。
普及センターではプロジェクト課題として,技術支援を中心に支援しており,この成果を次年度の活動につなげて参ります。
なお,新米は白石市の農産物直売所「小十郎の郷」で販売していますので,皆様も是非,おいしい「白石産ササニシキ」を御賞味ください。
ずらりと並んだ「ササニシキ」
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138