宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

高校生に向けて有機物の活用に関する講義を行いました。

2023年05月26日 16時57分39秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 宮城県小牛田農林高校草花専攻班では、県内の未利用有機物を活用した野菜の品質向上によるブランド化にチャレンジしています。このたび、農業改良普及センターでは「農業における土づくり(有機質資源の効果)について」と題して講義を行いました。

 講義の中では、農業における土づくり資材としての有機物に焦点を当て、その種類や効果を紹介すると共に、高校生がチャレンジしようとしている水産系の未利用有機物の活用の可能性について、現場の事例などを踏まえて説明を行いました。高校生からは自分たちの知りたい内容の参考になったとの声が聞かれました。

 普及センターでは、未来の農業を支える高校生のチャレンジを応援していきます。

 <問い合わせ先>

  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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そらまめの現地検討会が開催されました

2023年05月26日 16時38分19秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和5年5月12日に、JAみやぎ登米そらまめ部会現地検討会が開催されました。検討会には生産者約10名が参加し、登米市豊里町の生産者のほ場2か所で現地検討を行いました。

 普及センターからは、今年のそらまめの生育が例年より少し早いことから、薬剤の散布時期や、注意すべき病害虫の防除方法について確認を行いました。検討会に参加した生産者は、父の日に合わせたそらまめの出荷に向けて、意気込みを新たにしていました。

 そらまめは、5月25日ころから収穫が始まります。品質の良い登米のそらまめを是非ご賞味ください!

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 


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たまねぎの現地検討会が開催されました。

2023年05月26日 09時47分53秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和5年5月1日と2日、JAみやぎ仙南たまねぎ部会による現地検討会が開催され、生産者のほ場を巡回しました。たまねぎ部会では現在、14名の生産者が7.4haの作付けに取り組んでいます。

 巡回の際は、農協と普及センターの職員からそれぞれの生産者の栽培状況についての講評と、今後の病害虫防除等の管理方法について説明を行いました。

JAみやぎ仙南では、たまねぎの機械化一貫体系を促進するため機械リースを進めており、普及センターでも軽労化に向け、機械化への支援を行ってきました。今後も生産技術向上、部会活動活性化等に向けての支援を行っていきます。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班

     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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「なとり・ぐるっと親子講座田植え体験」が開催されました

2023年05月26日 08時27分00秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和5年5月21日に名取市地域農産物等消費拡大推進協議会(事務局:名取市農林水産課)が主催する「第1回なとり・ぐるっと親子講座 開講式、田植え体験」が開催され、亘理農業改良普及センターも運営支援をしました。「なとり・ぐるっと親子講座」は、平成13年度から始まり、東日本大震災、新型コロナウイルス感染拡大により3年間休止されましたが、今年で開催20年目となりました。「ぐるっと」とは、名取市内の農産物のもぎとり体験をしながらぐるっと回ることに由来しているそうです。

 前日までは雨が降って開催が心配されましたが、当日は晴天となり、参加した12家族40人の親子は、泥んこになり汗を拭きながら田植えを体験しました。

 また、田植機による田植実演見学では、あっという間に田植が終了したことに「昔の人は、手植え作業で大変だったんだな」などの感想が聞かれました。

 当普及センターでは、名取市地域農産物等消費拡大推進協議会の活動とともに、管内農産物の魅力発信を支援してまいります。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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きゅうりの出荷査定会と現地検討会が開催されました

2023年05月25日 14時41分57秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 
 令和5年5月19日(金)、JA新みやぎ栗っこきゅうり部会の出荷査定会が栗原市若柳の野菜集荷場で、また、現地検討会が栗原市若柳の生産者ほ場で開催され、部会員11名、JA新みやぎ、(株)石巻青果、(株)ときわ研究場、(株)埼玉原種育成会及び普及センターの担当者が出席しました。
 出荷査定会では、きゅうりの販売情勢について(株)石巻青果から説明があった後、当日出荷されたきゅうりを見ながら出荷規格を確認し、詰め方等の意見交換が行われました。
 現地検討会では、ほ場で生育状況を確認しながら、(株)ときわ研究場及び(株)埼玉原種育成会から、天候に合わせた今後の管理について説明がありました。
 普及センターからは、べと病や褐斑病に防除効果の高い殺菌剤の例示など、「主要病害虫の特徴と防除のポイント」を説明しました。生産者からは、「殺菌剤を選定するうえで、とても参考になる」と評価いただきました。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9404     FAX:0228-22-6144


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たまねぎの栽培管理講習会を開催

2023年05月25日 11時43分37秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

4月18日,JAみやぎ仙南たまねぎ部会(部会員17名)を対象に4月から5月までの雑草対策,病害虫対策の栽培講習会を開催しました。

 7.5haの栽培面積の中で半数以上を占める晩秋まき栽培を例に定植後の気象経過やほ場巡回の結果を踏まえ,順調に生育していることを報告しました。併せて,機械化一貫体系の中で収穫・調製作業の障害となる雑草の防除や今後発生が予測される病害虫対策についてお話しました。

 また,JA及び全農みやぎからは,県内他産地と連携して出荷する手法として,圃場からコンテナで直接他地域の乾燥施設に持ち込む体制について説明がありました。

今後,6月の出荷に向け,栽培現地検討会や出荷販売検討会を開催し,部会員個々の出荷について詳細を決めていく予定です。

普及センターでは仙南地域のたまねぎ産地育成のため,引き続き支援をしていきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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さつまいもほ場で排水対策の実証を行いました

2023年05月25日 11時14分46秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 管内では、水田転作における高収益作物の取り組みが拡大しています。なかでも、「さつまいも」は、JA新みやぎで産地化を目指した取組が進められており、新たに栽培を行う生産者が増えています。水田で露地園芸に取り組む場合、排水対策が重要であり、技術の確立や普及が急務です。

 令和5年5月17日(水)に、農業・園芸総合研究所の協力のもと、涌谷町のさつまいもほ場で排水性改善の実証試験として、穿孔暗渠機(カットドレーン)の施工を行いました。カットドレーンとは、トラクターに装着し、けん引することで簡易な暗渠又は補助暗渠を施工できるアタッチメントです。

 今回は、カットドレーンを通常よりも狭い間隔で施工し、より高い排水性改善効果を狙っています。試験ほ場の生産者からは、今後の生育への効果を期待したいと感想が聞かれました。また、見学に訪れた生産者は、水田における高収益作物の導入に向けて、研究所の研究員や試験ほ場の生産者と活発に意見交換を行っており、関心の高さがうかがえました。

 普及センターでは、引き続き関係機関と連携し、水田における高収益作物の導入、拡大に向けた取組を支援していきます。

カットドレーン施工の様子

 

施工後のほ場の様子

 

<問合せ先>

  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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JA新みやぎ「さつまいも栽培講習会」が開催されました。

2023年05月25日 11時04分48秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年5月9日(火)に、JA新みやぎみどりの統括営農センターで、「さつまいも栽培講習会」が開催されました。

 JA新みやぎでは、さつまいもの生産を振興しており、新たに栽培を始める生産者が増えています。今年度、JA新みやぎみどりの管内では1.8ha、約10経営体で生産が行われる予定です。講習会では、新規栽培者を中心に13人が出席し、5月下旬の定植に向けたさつまいもの栽培管理技術について学びました。

 普及センターから、ほ場準備や定植方法をはじめ、除草対策や病害虫防除などの栽培方法や、さつまいもの経営試算について説明を行いました。生産者から、コガネムシの防除方法や施肥設計についてなど、活発な質疑応答が行われました。また、終了後も複数の生産者や農協担当者で情報交換が行われ、栽培への意欲がうかがえました。

 普及センターでは、引き続きJA新みやぎと連携し、さつまいもの安定生産に向けた栽培技術支援を行っていきます。

さつまいも栽培講習会の様子

さつまいも栽培講習会の様子

<問合せ先>

  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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令和5年度 枝もの用クロマツのは種作業研修会が開催されました。

2023年05月24日 13時53分53秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 令和5年5月17日、南三陸町を会場に「枝もの用クロマツのは種作業研修会」が開催されました。
 当日は、クロマツ研究会の会員13名とクロマツ栽培に興味を持っている非会員4名、他に県関係機関9名と南三陸町担当者1名、合計27名が参加しました。
 研修会では、電動は種機を使ったは種作業の他、覆土作業、鎮圧作業の実演が行われた後、参加者もそれぞれの作業を体験していました。
 電動は種機は、モーターで自走するため、作業者はは種機が曲がらないように手を添える程度で良く、難しい作業は無いものの、最初に1メートル程度は種して、調整を繰り返し行う必要があります。
 は種作業を体験した参加者から、「思ったより簡単」、「早く自分もほ場にまきたい」と好意的なコメントが多かったです。
 令和5年度の県内は種予定者は10名程度で、おおよそ1.3haのは種面積になる見込みです。
 今後は、他地域の栽培者同士が情報交換できるように、現地研修会等を開催しクロマツ生産の支援を行っていきます。

 管理機を使った覆土作業の実演

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 
TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606

 


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色麻町ではえごまの無化学肥料栽培に取り組みます

2023年05月23日 17時26分12秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 色麻町えごま栽培推進協議会では、他産地との差別化を図るため、今年度から化学肥料を使わない栽培に取り組むこととなりました。これまで、協議会では堆肥のみでえごまを栽培する事例は少なく、効果的な堆肥の使用方法の確立が必要となっています。そこで、普及センターでは協議会と連携し、町内で手に入りやすい鶏ふん堆肥のみを使用する栽培試験を行うこととなりました。令和5年5月17日に開催された協議会の総会において、普及センターから栽培試験の概要を説明したところ、会員から具体的な堆肥の使用方法などの質問があり、関心の高さが伺えました。

 普及センターでは、今後も協議会と連携し、効果的な鶏ふん堆肥の使用に向けた技術支援を行ってまいります。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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