広報部の小笠原です。
金曜日の投稿予定でしたが、遅れてしまって申し訳ございません。
昨日はNHKで卓球の「全日本選手権」がやってました🏓
一般の部、ジュニアの部、シングルス・ダブルスなど何種目もありますが、
日本人であれば、都道府県の予選を通過すれば、何種目で出場できます。
通過できる人数は1県だいたい4名くらいで、
日本の卓球人口から換算すると、20万分の1の人しか出場できないので、狭き門です
更に本戦でも勝ち続けるとなると…、針の糸を通すような戦いです。
決勝でテレビに出ていた松平選手は、青森県にある青森山田高校出身で、
私が高校3年生の最後のインターハイ予選の団体戦の決勝で当たった選手です。
もちろん負けました。そして、チームでの全国大会出場は夢と散りました
もともと青森山田学園は日本の卓球界頂点に君臨していて、現在も多数のOBが活躍してます。
この学園の中学・高校には、毎年のように全国トップの小学生・中学生が入ってきてました。
時に、ワールドクラスと称されるの超大物も現れます。
天才と呼ばれる領域で、水谷選手や丹羽選手、松平選手なんかがそこに位置する選手です。
中学校2年生の時に
「インターハイには出られないけど、打倒青森山田を目指して青森に来て一緒に頑張らないか」
と高校の監督に誘われて、その時は「行きます」と即答した覚えがあります。
高校が決まってからは毎週高校に練習に行きましたが、
監督の指導も、練習も厳しいし、現実は見えてくるわで、
中3の春には既に高校行きたくないなと思い、
「とんでもない進路選択をしたもんだ」と思いました。
高校入学後もことごとく青森山田の壁に阻まれ、出たい全国大会も出られず、
「ほんとに出られないんだなー」と
失望することも腐ることも何度もありました
大学➞実業団と、運よく社会人まで卓球をやらせていただきましたが、
卓球しか取り柄がないのに途中で諦めていたらどうなっていたのかと思うと、
想像がつきません
「いつでも青森山田と戦えるなんて贅沢な環境」
と言っていたチームメイトの親の言葉の意味が、当時は全く理解できませんでしたが
今思うと、少しは経験が役に立ったのかなって思います。
もう15年も前の話ですが、テレビをつけてみて懐かしい気持ちになりました