早いもので今日で5月も終わりです
もうすぐやつがきますよ… 梅雨が
こんにちは、湿気に弱いこども学科の青木です
先月のblogではダイエットの不真面目な投稿をしましたが、今日は真面目にこども学科の近況報告を
さて私青木、今年度3年連続3度目の3年生の担任をやらせていただいております
3年生の前期のキーワードは何と言っても「実習」
保育士資格と幼稚園教諭免許を取るために学生は2週間程度の保育実習と教育実習へ臨みます
そもそもこの実習ってなんだ?という話ですが
「子どもと遊んで楽しい~!」だけで終われるのは高校生までの職業体験
対して実習は様々な知識も必要で、ピアノ・製作物・日誌・指導案…とやることも盛り盛りだくさんです
さらに実習生といえど「先生」として臨むのですから挨拶、言葉遣い、社会的マナーといったことはできて当たり前でなくてはいけません
そして現在3年生で臨んでいる実習は「責任実習」といい
2年生で行う「観察・参加実習」から求められることも一段上がり、まさに集大成といった感じです
実習前になると学生は空いている時間を見つけては休み時間や放課後遅くまで残り準備をしています
お互いに情報や意見を交換したり支え合いながらやっています
実習へ送り出したあとの担任ですが「どうか無事に…成長して帰っておいで…」と考えながら
毎日毎時緊急連絡がこないかそわそわ過ごします(この期間、プライベートの時間でも着信音への反応は抜群です)
また、われわれ教員は実習期間中「巡回」といって実習先にご挨拶兼学生の様子を伺いに園を巡ります
学生が「先生」として子どもたちと関わっている姿をみてほっこりしたり、直接話を聞いて反省や指導を確認したりします
この巡回が終わるとあとは実習が終わって帰ってくるのを心を落ち着けじっと待つのみ
そんな学生たちが今週続々と学校へ帰ってきました
久しぶりの学校にホッとしていたり、子どもとのお別れが悲しかったと話していたり、
ちょっとお疲れの様子が見えたり、やり切った充実感が伺えたり、人それぞれです
頑張ってきた学生へはただただ最大限のリスペクトです
すべての実習が終わったら何か労ってあげようかな
私自身も分野は違えど「実習」を経験しました
もう数年たちますが当時の経験は今でも色濃く覚えています
失敗をしたり、理不尽に怒られたり、同じ期間の実習生がフェードアウトしたり、、大変なことも多々ありましたが
あの経験が今の教職としての仕事に大いにつながっていると思います
学生も実習で多くのことを学び、人生の財産にしてほしいところです
担任としては陰ながらサポートに徹します!