冬休みに入りましたね。
皆さんはいかがお過ごしですか?ITエンジニア科の須藤です。
登校してくる学生も減り、学内の活気がなくなってきている中、
研修に行って参りました。
皆さんはファシリテーションという言葉を聞いたことがありますか?
平たく言ってしまうと、集団活動が円滑に行われ、成果が出るよう支援する為の技術を指します。
学校では、集団活動が日々当たり前のように動いています。
私の見ている3年生のクラスでも、後期に入ってからの4か月間で、卒業研究や学園祭、校外学習などと、
様々な集団活動を実施しています。
また、学生によっては、サーバ技術を極めんと日夜遅くまで残って努力をしたり、
後輩を募って技術指導教室を開いたり、はたまた学内でエンジニア同士技術を競う大会を開いたり、
様々な課外活動にもいそしんでいます。
これらすべてを円滑に実施する為の”手引き”が詰まっている技術こそ、ファシリテーションなのです。
今回はたった4時間の体験でしたが、体系立てて経験してくることで、色々と気付けることが増えますね。
その中から、一つだけご紹介いたします。
★対立構造を紐解く方法
スポーツ観戦の話題や、ゲームの楽しさ、そしてうまいラーメンについてなど、
好みの分かれる話になると、あのラーメンの方が旨い、いやこっちのが旨いと言い合いになることもありますね。
そんな時、互いの主張の評価基準について話し合ってみましょう。
A君はチャーシューのおいしさを、B君は全体のバランスを言っているのかもしれません。
それぞれの評価基準が違うわけですから、当然意見も対立していきます。
評価基準を確認し合うだけでも、言い合いにならないきっかけが作れますよ!
これを更に掘り下げた、実践的な研修でしたので、大変ためになりました。
これ以上書くと長くなってしまうので、今日はこのくらいで。