情報処理科の朝賀です。
先日、自宅で使っている
Raspberry Pi(ラズベリーパイ)のOSをアップグレードしました。
動かなくなりました。
Raspberry Piは、イギリスのRaspberry Pi財団が開発した小型のシングルボードコンピュータです。
日本ではラズパイって省略して呼ばれることが多い印象です。
興味があって購入し、最初は組み込みなどのサンプルプログラムを試したりするのに使っていました。
そういう使い方をしなくなってからは、インターネットから接続して管理できるようにし、VPNサーバーとして使おうと考えてました。
街中とかキャリア回線の電波が届かないお店とか、無料Wi-Fiを使わざるをえない時に、直接使うよりはVPNとか通せたらいいなと思ったのが発端です。
あと、VPNサーバーは自分で設定をしたことがなかったので、暇になったらやってみようと思ってました。
そう思いながら、だいぶ長いこと放置しています。
暇になったらとか考えてましたが、実際暇になると別の事をしがちです。積読本を読むとか。
さすがになんかもったいないなと思ったので、せっかくだからこれまで使っていたOSを新しいバージョンにして始めてみようと思い、それで先日出来上がったのが沈黙の木苺パイです。
既存のOSをアップグレードするのは初めてだったので、インターネットで情報を探しつつやってみたのですが、今にして思えば自分の環境に合わせてダウンロードしたファイルがそもそも違うやつだったんじゃないかなと思っています。
あと、作業後のやらなくても良かったかもしれない設定ファイルの書き換え。
なんにせよ動かなくなった事実は変わらないので、FreeBSDを入れました。
ラズパイなんだから、ラズパイ用の公式的なOS使った方がいいかなという気持ちもありますが、もう迷いはありません。
この作業のおかげでまた新しいことを覚えたので、力が欲しければ知らないことやできないことに挑戦してみるものだなと実感してます。
こういう実体験を元にLinuxサーバー構築という授業の教材を用意しているのですが、今年も情報処理科2年生の学生たち数名が放課後にその課題を楽しそうに進めている姿を見ています。
メキメキと力をつけているのも見て取れるので、私も負けないようこれからも研鑽を続けちゃおうかなと思います。