この時期に焼く限定パンです。
ですが・・・お客様にお出しするのではありません。
お歳暮代わりにご近所数件にお届けするのみです。
今回は生姜のコンフィチュール、ラム漬けレーズン、クルミ
をいれてみました。
焼いている間に3回ほどオーブンから取り出し
溶かしバターをうちます(刷毛で沁みこませること)。
焼きあがったらパンが熱いうちに熱いシロップをたっぷりうちます。
もちろんシロップにはグランマニエたっぷり
ですが~~、アルコールは少し飛ばしてあります
シュトーレンはクリスマス時期に焼かれるドイツの郷土菓子。
白い粉砂糖に包まれたこのパンは、
キリスト誕生の「むつきに包まれた子供」の象徴のようです。
このシュトーレンに食べ方があるのをご存知ですか?
クリスマスの4週間前、キリスト教でいう降臨節(アドベント)に
シュトーレンを用意します。
同時にろうそくも4本用意します。
ろうそくは日曜日ごとに1本ずつ灯し、
だんだんと明るくなってゆきます。
シュトーレンはスライスしてすこしずつ食べます。
クリスマスを迎えるころにはろうそく4本すべてに火が灯り、
部屋が明るく暖かくなり、
シュトーレンはちょうど食べきるころになります。
ゆっくり楽しむのに薄くスライスはするのですが、
つい美味しくて何枚も食べ
あっと言う間に食べ終わってしまうのが現実です