そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

シダーローズ

2005年11月20日 | 木や草の実・タネ・松ぼっくり
初めて見るという方も多いのではないでしょうか?

これはヒマラヤスギのマツボックリ、正しくは球果のてっぺんの部分なんです。
ヒマラヤスギは学校の校庭や公園によく植わっているので、名前を聞いたことがあると思います。

あの木が年月を経て大木になると、上の方の枝に鶏の卵の2,3倍くらいの緑色の球果を付けるようになるんです。
大木になった木の、しかも高いところなので、気がつく人は少ないです。

球果はやがて熟して茶色くなりますが、マツボックリのようにコロンと下に落ちてくるわけではありません。
球果を形作っている一片一片が、ばらばらになって落下し、てっぺん部分だけが、形のままに落ちてきます。
それがこのシダーローズと呼ばれるものです。

バラの花に似ているので、ローズと呼ぶのでしょうね?

この部分は、木の下に落ちているので、古くて大きな木の下を注意深く探せば、手に入れることが可能です。

そして、球果を支えていた台座の部分と、球果の芯になっていた部分は、枝にくっついたまま残ります。
それが下の写真です。



これには名前は無いようです。
高いところの枝に残るものなので、枝を払ったときか、木登りしてとってくるかしないと、手に入れることは出来ません。

キャンドルスタンドのようで、楽しくなりませんか?

ヒマラヤスギの木の姿や、まだ青い球果が付いている様子は下記のサイトを訪問してみてくださいね。
ここは
ドングリやマツボックリなどについても色々情報が豊富で、とっても面白い所です!へんてこ樹木図鑑

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という記事を昨日書いて、投稿しようとしたら消えました
前にもそんな目に遭っているので、投稿前にはコピーするようにしていたのですが、最近は無かったので木がゆるんでいました。
あまりのショックで、昨日はお休みさせていただきました・・・

コメント (6)
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