そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

秋の名残の展覧会

2005年11月29日 | 木や草の実・タネ・松ぼっくり
一雨ごとに冬が近づいてくる頃になりました。
北海道は雪の便り、関東でも雪虫が飛んでいるらしく、ほぼ真ん中の大阪も紅葉の盛りを過ぎました。

そんな中でも、名残の秋を愉しませてくれるものが沢山あります。

このイチョウはかなりの大木で、風が吹くと花吹雪ならぬイチョウ吹雪が舞います。その中に立っていると、とてもぜいたくな気分です。



こちらはユリノキです。茶色くなって落ちてくるのですが、こうして逆光に照らされていると、びっくりするくらい華やかです。
ちょっと大き目の写真でご覧ください。


ヒヨドリジョウゴの実です。つやつやしておいしそうですね!
ヒヨドリが食べるのでしょうか?
私も食べたくなりました。


これは、コウヨウザンという杉の仲間の木の球果(マツボックリのようなもの)です。
先っちょがとんがっていてちょっと痛いです。そのせいかどうか「森のエビフライ」が見当たりません。大きさは色々ですが、平均すると4センチくらいです。

その「森のエビフライ」はこれに似ています。

落ちたマツボックリが、鳥やリスやネズミにかじられて、芯だけ残っているものの名前なんです。
私たちが食べるエビフライに似ているからなんですが、この写真のは形が良くありません。こんなに筋が残っているのは、鳥の食べ後なんだそうです。
参考写真と思ってくださいね。




まだこんな色をしているドングリもあります。
ちょっと日当たりの悪いところで、午後のちょっとの間だけしか陽を浴びないせいだと思います。
でも、一生懸命です。

移り行く季節の中で、まだまだ多くのものたちが命を謳歌しているでしょう。
その中のほんの一部をご紹介してみました。



コメント (11)
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