そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

ノミとオニ

2006年05月12日 | 3~5月の草木
最近はノミという生き物を見る機会も少ないですが、昔は小さいものの例えによく使われていました。
この写真はノミノフスマという草の花です。花の大きさは5ミリ以下が多いです。

花びらは10枚あるようにも見えますが、深く切れ込んでいるのでそう見えるだけで、実は5枚なんです。
名前の由来は、小さな葉をノミの衾(夜具)に例えているのだとか。

よく似たもので、ノミノツヅリというもっと小さな花があります。

ツヅリというのは綴と書き、ノミが着る粗末な衣の意味だそうです。
花の大きさは3~5ミリ位しかありませんので、肉眼だとルーペで見ないとこのかわいらしさは見えません!



マウスオンで全体の姿を見ていただくと、あなたの身近にも咲いているのに気づかれると思います。
私も最近発見したばかりです。


ノミが小さなものの例えに使われるのに対して、ごつごつした茎や葉で、トゲがあったりする植物には「オニ○○」という名前が付いているものがあります。

例えばオニノゲシ。見るからにごつくて大きくて痛そうです。
可愛くなくて写す気になれないので写真がありません(笑)
こちらで見せていただいてください。
花図鑑 サイクリング日記

他にも、オニウド、オニスゲ、オニタビラコ、オニノヤガラ等々、沢山あります。



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コメント (7)
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