行き合いの空
夏の雲は、垂直方向に発達する入道雲。
秋の雲は、水平に伸びる巻雲やうろこ雲。
それらが出会って挨拶を交わしているのが<行き合いの空>
暑さの中に、一番に感じる“秋”かもしれません。
花の色が濃くなって
草むらの中に咲くツユクサも、季節が進むと、花の色が濃くなってきます。

朝つゆが冷たくなってくる頃の現象のように思うのですが、なぜなのでしょう?
残された翅
草の上に落ちていたクマゼミの翅。

ここにも露がビッシリ付いて、朝日に光っていました。
体の柔らかい所はアリやゴミムシなどに提供して、硬い部分はこれから何度も風雨にさらされながら、土に還っていきます。
秋生まれのチョウ
雨上がり、花壇の下の茂みの中に何かがいます。
しゃがんで見ると、チョウでした!

雨の中で羽化したようで、触角や脚や羽に水滴が付いています。
体の向こうに見える茶色いものは、いままで身にまとっていた蛹時代のぬけ殻です。
もう少し早くここに来ていたら、羽化の様子が見られたのに・・・
チョウは翅は水をはじくので、びしょ濡れになって死んでしまうようなことはありません。
ときたま、雨の止んだあとに、このような羽化したての姿を見つけることがあります。
あたりを見回すと、なんともう一頭、羽化していて、草にしがみついていました。
もう少し待っていると翅を開くでしょう。
やがて開いた翅を見てびっくり。
雄と雌ではありませんか!!

こんなこともあるのですね。
(向かって左が雌です)
擦り切れていない、まっさらのきれいな翅です。
こうして、静かに季節は行き交っています。
涼しい風が吹き渡る日も、遠くないのでしょうね。
< 新涼や 生まれる命 逝く命 >


夏の雲は、垂直方向に発達する入道雲。
秋の雲は、水平に伸びる巻雲やうろこ雲。
それらが出会って挨拶を交わしているのが<行き合いの空>
暑さの中に、一番に感じる“秋”かもしれません。
花の色が濃くなって
草むらの中に咲くツユクサも、季節が進むと、花の色が濃くなってきます。

朝つゆが冷たくなってくる頃の現象のように思うのですが、なぜなのでしょう?
残された翅
草の上に落ちていたクマゼミの翅。

ここにも露がビッシリ付いて、朝日に光っていました。
体の柔らかい所はアリやゴミムシなどに提供して、硬い部分はこれから何度も風雨にさらされながら、土に還っていきます。
秋生まれのチョウ
雨上がり、花壇の下の茂みの中に何かがいます。
しゃがんで見ると、チョウでした!

雨の中で羽化したようで、触角や脚や羽に水滴が付いています。
体の向こうに見える茶色いものは、いままで身にまとっていた蛹時代のぬけ殻です。
もう少し早くここに来ていたら、羽化の様子が見られたのに・・・
チョウは翅は水をはじくので、びしょ濡れになって死んでしまうようなことはありません。
ときたま、雨の止んだあとに、このような羽化したての姿を見つけることがあります。
あたりを見回すと、なんともう一頭、羽化していて、草にしがみついていました。
もう少し待っていると翅を開くでしょう。
やがて開いた翅を見てびっくり。
雄と雌ではありませんか!!

こんなこともあるのですね。
(向かって左が雌です)
擦り切れていない、まっさらのきれいな翅です。
こうして、静かに季節は行き交っています。
涼しい風が吹き渡る日も、遠くないのでしょうね。
< 新涼や 生まれる命 逝く命 >

