そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

チリメンモンスター・7

2008年02月01日 | チリ、プチモン・オクリカンクリ・貝がら
参考に添えているスケールの目盛りは、5ミリ四方の正方形(またはその一部)です。
マクロ撮影なので、大きく見えていますが、実際の大きさをぜひご想像下さいね。


さてさて、上の写真は何でしょう?
チリモンと呼ぶには、かなり大型ですが・・・・

ヤガラの子供です。
ヤガラの稚魚(仔魚?)はめずらしいと、カネ上さんはおっしゃっていました。

アオヤガラ、アカヤガラ、ヘラヤガラなどがいますが、実物をご存知の方は少ないと思います。
一匹前(?)になると、こんな姿をしています。
ヤガラの姿(これはアオヤガラです)

長い口や、糸のような長~いシッポが印象的で、一度見たら忘れませんね!



これは前にも見ていただいたことがありますが、ウミノミです。

今回はとてもきれいな姿で、頭のトゲトゲを始め、各パーツがはっきりと写りました。


これも、その仲間のマルオネコゼウミノミです。

クラゲノミ類の仲間です。
名前は、お馴染みの「あぶらくさす」さんに教えていただきました。

眼の形が面白いと思いました。

これは背中が伸びていますが、背中がもっと丸くなっているのが多くて、それで「ネコゼ」という名前が付いたのかなと思いました。

なんでもそうですが、色んな大きさのがいます。





これらは、極小の貝です。

上の二つは5ミリそこそこですが、右下のは2ミリくらいです。
その大きさを実感してください。
左側の写真で、私の人差し指の上に乗せているのが同じ貝です。

ここまで小さくなると、うっかり床の敷物の上に落としたりすると、もう見つかりません

それと、ピンセットで挟むと壊れてしまいます。
最初の頃は、しょっちゅう失敗していましたが、やっとうまくいくようになりました。
どうやって移動させるかというと、指の先を濡れ布巾などでちょっと湿らせ、そこにくっつけて動かすのです。

名前が解かっているのは、いまのところ右上の一つだけです。
クチキレウキガイという、海に浮かんで暮らしている貝の、仲間です。
チリモン図鑑で、確認させていただきました。


まだまだ面白いものがあるのですが、また月曜日にでも
今回も、購入先は紀州の「カネ上」さんです。



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コメント (13)
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