そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

凍露(とうろ)

2022年01月10日 | 水滴・凍露
今日は、古い写真から。
寒中なので、寒い時しか見られないモノをご紹介します。

私のブログを長く見てくださっている方にはおなじみの「凍露」

大阪府枚方市は、京都に近く、とても冷える地域です。
そこに住んで初めての冬のとても寒い朝、草にくっついている水滴を写そうとして、触っても落ちないことに気がつきました!

ん?? 触っても落ちない水滴・・・

手袋をはめた手のひらに乗せてよく見ると、なんと凍っているのです!!
ビックリしました。
水滴の凍ったのなんて、初めて見たんですもの。

周りを探してみました。
するとどうでしょう、あるのですよ~色々な形のが!






ひとつ、空にかざしてみました。

空気が入っていて、周囲の建物も映り込んでいます。

部屋に帰ってから、私の自然関係の参考書、高橋健司先生の「空の名前」を開いて調べてみましたら、ありました!

>「一度露が結んだ後、気温が0度以下になると、露はその水玉のままで凍ります。これが凍露。最初から直接凍って、草や木の葉の表面に氷の結晶となって着くのは霜です」
という説明です。

こんな具合にかなり冷え込まないと見られませんが、低い気温と水滴が見られそうな草むらがあれば、たやすく見つかります。

あなたも探してみませんか?
冷凍庫に保存しておくと、長い間楽しめますよ♪
コメント (4)
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