> 振り向かぬ子を見送れり振り向いた時に振る手を用意しながら
子供が幼いときは手をつないで歩きますよね、やがて幼稚園から小学校低学年くらいの間は、見送るときにはバイバイと手を振る。
そのうちに振り向いてくれない日が来るのだけれど、それでも母はじっと見送る。
あるとき、思い出したように振り返って手を振る時があるので、母の手は、そんな時にもすぐ振り返せるようにと胸の辺りに置いている・・・
この短歌を読んで、具体的に想像する情景は、こんなところでしょうか。
でもこの歌にはきっと、もっと深い気持ちが詠み込まれていますよね?
いつも身近にいた我が子が親離れして、自分で考えて行動することが多くなっても、ときに心細くなって「お母さん~」と近寄って来ることがあります。
そんなときにはそっと寄り添ってやれるようにと、いつもじっと見守っている母の気持ちがこめられているのではないかと思うのです。
子を想う気持ちが詠み込まれた、暖かい親心がいっぱいの歌ですよね
子供が幼いときは手をつないで歩きますよね、やがて幼稚園から小学校低学年くらいの間は、見送るときにはバイバイと手を振る。
そのうちに振り向いてくれない日が来るのだけれど、それでも母はじっと見送る。
あるとき、思い出したように振り返って手を振る時があるので、母の手は、そんな時にもすぐ振り返せるようにと胸の辺りに置いている・・・
この短歌を読んで、具体的に想像する情景は、こんなところでしょうか。
でもこの歌にはきっと、もっと深い気持ちが詠み込まれていますよね?
いつも身近にいた我が子が親離れして、自分で考えて行動することが多くなっても、ときに心細くなって「お母さん~」と近寄って来ることがあります。
そんなときにはそっと寄り添ってやれるようにと、いつもじっと見守っている母の気持ちがこめられているのではないかと思うのです。
子を想う気持ちが詠み込まれた、暖かい親心がいっぱいの歌ですよね