北村陽さんという、日本が誇る若きチェリストをご存知でしょうか?
プロフィール
2004年兵庫県西宮市生まれ。
2017年、第10回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール優勝。
9 歳でオーケストラと初共演、10 歳で初リサイタルを行う。
私が初めてお名前を知ったのは、彼が12歳で大阪でリサイタルを開いたときの新聞の紹介記事でした。
チェロの名器である「カッシーニ」を抱いた写真は、まだ「可愛い」という表現に違和感がありませんでした。
その少年が、ある時ヨーヨー・マさんと会って、質問しました。
「自分にしかない音を持つにはどうしたらいいですか?」
ヨーヨー・マさんの答えです。
「鳥の声やすべての自然の営みに耳を傾けてください。そこから自分の音がみつかるから。ぜひ学び続けなさい」
この記事を読んでから後に、こんな記事も目にしました。
ウイーン・フィルのコンサートマスター、ライナー・キュッヒルさんの言葉です。
「バイオリニストに限らず、優れた音楽家として必要なのは、人としてどうであるかということです。(中略)人として、その人が人生とどう向き合うか。
大切なのは自然の感覚を持っていること。自然と触れあうことです。(後略)」
「コンクリートに囲まれて暮らしていて、自然と触れあうことの無い人からは、どんなに技術を磨いていても、決して素晴しい音楽はうまれません、音符を弾いているだけで、音楽になっていないのです」とも。
今の我が国の有り様を見て、これからの様々な文化や芸術の変化に不安を感じているのは、私だけではないと思います。
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写真は、枚方市に住んでいた頃、とても冷え込んだある朝に自動車のフロントガラスに出来ていた不思議な形の霜の姿です。1センチくらいの結晶でした。
プロフィール
2004年兵庫県西宮市生まれ。
2017年、第10回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール優勝。
9 歳でオーケストラと初共演、10 歳で初リサイタルを行う。
私が初めてお名前を知ったのは、彼が12歳で大阪でリサイタルを開いたときの新聞の紹介記事でした。
チェロの名器である「カッシーニ」を抱いた写真は、まだ「可愛い」という表現に違和感がありませんでした。
その少年が、ある時ヨーヨー・マさんと会って、質問しました。
「自分にしかない音を持つにはどうしたらいいですか?」
ヨーヨー・マさんの答えです。
「鳥の声やすべての自然の営みに耳を傾けてください。そこから自分の音がみつかるから。ぜひ学び続けなさい」
この記事を読んでから後に、こんな記事も目にしました。
ウイーン・フィルのコンサートマスター、ライナー・キュッヒルさんの言葉です。
「バイオリニストに限らず、優れた音楽家として必要なのは、人としてどうであるかということです。(中略)人として、その人が人生とどう向き合うか。
大切なのは自然の感覚を持っていること。自然と触れあうことです。(後略)」
「コンクリートに囲まれて暮らしていて、自然と触れあうことの無い人からは、どんなに技術を磨いていても、決して素晴しい音楽はうまれません、音符を弾いているだけで、音楽になっていないのです」とも。
今の我が国の有り様を見て、これからの様々な文化や芸術の変化に不安を感じているのは、私だけではないと思います。
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写真は、枚方市に住んでいた頃、とても冷え込んだある朝に自動車のフロントガラスに出来ていた不思議な形の霜の姿です。1センチくらいの結晶でした。