週末、義父母の招待で息子二人も伴ってフォルクローレのコンサートに行きました。実は義母がユニセフ募金活動のためにコンサートなどを開催しているのですが、これらのコンサートのポスターを私がボランティアでデザインしたということもあって、今回初めて聴きに行けたというわけです。当日は天気にも恵まれ横浜某所のこぢんまりとしたホールは、ほぼ満員。
出演は、「グルーポ・シンコ・パイス」という、職業、年齢も様々な結成15年のバンドです。ちなみにリーダーの東出さんは、日本最初のケーナ奏者で製作者だとか。埼玉の幸手市で「笛吹おじさんの店 ラ・ケーナ」というケーキ屋を営んでおられるそうです。他には、教師や警察官や農家など。毎年福島県川俣町で開催されるフォルクローレの全国大会「コスキン・エン・ハポン」にゲスト出演しているそうです。
演奏は、サイモンとガーファンクルでお馴染みのEL CONDOR PASA(コンドルは飛んでいく)や世界的にランバーダでブラジルから有名になってしまった、実はフォルクローレの「泣きながら」という曲など、全15曲+アンコールにこれまたお馴染みの「花」。アッという間に楽しいときは過ぎていきました。
目を開けると、むさい(失礼)日本のおっさんが並んでいるのですが、目を閉じればアンデスの大平原が広がります。もうずいぶんと昔に訪れたアンデスの風景が浮かびます。着いたとたんに酸欠で倒れそうになったボリビアのラパス。知り合った大学の教授とおんぼろタクシーで行ったチチカカ湖、なんにも用がなくて来た日本人はおまえらで3人目と4人目だと言われ、さらには全く関係ないのに麻 薬の運び屋と勘違いされて、もう少しで豚箱行きになるところだったベニ地方のトリニダッドの田舎町などが浮かびます。
フォルクローレは、ケーナといい、サンポーニャといい、アンデスの大平原を渡るような風の音を連想させますが、尺八の音にも通じていて我ら日本人には受け入れやすいんでしょうね。なんだかとても懐かしいものを感じます。ファンが多いのもうなずけます。
ボリビアはラパスの「ペニャ・ナイーラ」という小さなフォルクローレのライブハウスに行ったことがありますが、その時の印象は、思ったよりもずっと情熱的で激しくてパワフルなんだなというものでした。どうも牧歌的なゆくりとしたバラードのようなものがフォルクローレだと日本では思われているようですが、実際はもっとダイナミックなものなんですね。スペイン人に征服され、抑圧されたものが激情となってほとばしり出てくるような感じを受けました。それはそれは、激しく素晴らしいものでした。
ボリビアでのある日、放浪者の知り合いに誘われてアーチャという演奏家の工房に見学に行ったことがあります。工房の主人は物静かな人で、ケーナやチャランゴの制作過程を親切丁寧に説明してくれました。
私のボリビア放浪記は、AMAZON.JP のボリビア編・ 天空のラパス、神秘のチチカカ、湿原のトリニダッドをご覧ください。写真だけでもアンデスの雰囲気を味わっていただけるかも知れません。
出演は、「グルーポ・シンコ・パイス」という、職業、年齢も様々な結成15年のバンドです。ちなみにリーダーの東出さんは、日本最初のケーナ奏者で製作者だとか。埼玉の幸手市で「笛吹おじさんの店 ラ・ケーナ」というケーキ屋を営んでおられるそうです。他には、教師や警察官や農家など。毎年福島県川俣町で開催されるフォルクローレの全国大会「コスキン・エン・ハポン」にゲスト出演しているそうです。
演奏は、サイモンとガーファンクルでお馴染みのEL CONDOR PASA(コンドルは飛んでいく)や世界的にランバーダでブラジルから有名になってしまった、実はフォルクローレの「泣きながら」という曲など、全15曲+アンコールにこれまたお馴染みの「花」。アッという間に楽しいときは過ぎていきました。
目を開けると、むさい(失礼)日本のおっさんが並んでいるのですが、目を閉じればアンデスの大平原が広がります。もうずいぶんと昔に訪れたアンデスの風景が浮かびます。着いたとたんに酸欠で倒れそうになったボリビアのラパス。知り合った大学の教授とおんぼろタクシーで行ったチチカカ湖、なんにも用がなくて来た日本人はおまえらで3人目と4人目だと言われ、さらには全く関係ないのに麻 薬の運び屋と勘違いされて、もう少しで豚箱行きになるところだったベニ地方のトリニダッドの田舎町などが浮かびます。
フォルクローレは、ケーナといい、サンポーニャといい、アンデスの大平原を渡るような風の音を連想させますが、尺八の音にも通じていて我ら日本人には受け入れやすいんでしょうね。なんだかとても懐かしいものを感じます。ファンが多いのもうなずけます。
ボリビアはラパスの「ペニャ・ナイーラ」という小さなフォルクローレのライブハウスに行ったことがありますが、その時の印象は、思ったよりもずっと情熱的で激しくてパワフルなんだなというものでした。どうも牧歌的なゆくりとしたバラードのようなものがフォルクローレだと日本では思われているようですが、実際はもっとダイナミックなものなんですね。スペイン人に征服され、抑圧されたものが激情となってほとばしり出てくるような感じを受けました。それはそれは、激しく素晴らしいものでした。
ボリビアでのある日、放浪者の知り合いに誘われてアーチャという演奏家の工房に見学に行ったことがあります。工房の主人は物静かな人で、ケーナやチャランゴの制作過程を親切丁寧に説明してくれました。
私のボリビア放浪記は、AMAZON.JP のボリビア編・ 天空のラパス、神秘のチチカカ、湿原のトリニダッドをご覧ください。写真だけでもアンデスの雰囲気を味わっていただけるかも知れません。