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信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

伝統野菜の丸茄子で作る信州の郷土料理。「信州丸茄子と胡瓜の芥子漬け」「信州丸茄子と南瓜の塩皮鯨煮」(妻女山里山通信)

2024-09-03 | 男の料理・グルメ
 信州の伝統野菜のひとつに丸茄子があります。有名なものでは小森茄子、小布施茄子などで、いずれも密度の濃い丸茄子です。昔は父も小森茄子をたくさん作っていました。密度がものすごくて水に放すと沈むほど。その割に皮が薄く、水が皮の色が溶け出して紫になるほどでした。一時期途絶えましたが、また復活したということでホッとしています。やはり米ナスと交配させた丸茄子では、おやきにしても味が物足りないのです。F1種や早生種は、水っぽくておやきにしても美味しくありません。信州の伝統野菜は、JAのスーパーや道の駅などで買えます。



「信州丸茄子と胡瓜の芥子漬け」

丸茄子・・イチョウ切り700gぐらい(準備終えて500g)
胡瓜・・・輪切り200g
塩でまぶして重しを載せて半日おく。
よく絞って水にはなして塩抜きする。
絞って食べて塩が抜けていれば準備OK。

ナス・・・500g(準備したもの)
酢・・・・小さじ1と1/2
キビ糖・・100g
醤油・・・大さじ1と1/2
塩・・・・小さじ1
水・・・・150 cc
これらを混ぜて熱して熱いうちに茄子にかける。

和芥子・・15g
湯・・・・100 cc
溶いてかけて混ぜる。
冷蔵庫で保存。翌日から食べられる。ご飯が進むくん。



「信州丸茄子と南瓜の塩皮鯨煮」

丸茄子と南瓜は一口大に切る。
塩皮鯨は水で洗って塩気を取る。
鍋に丸茄子と南瓜を入れひたひたに水を入れる。
出汁は、昆布・鰹・炒り粉・干し椎茸に本味醂と醤油で。
鯨は長く煮ると固くなるので後の方で加える。
火が通ったら冷まして味を染み込ませる。
冷たいままでも温めても美味しい。ピーマンを入れても美味。
余ったら、ビタミン竹輪や蒲鉾を加えて煮込みうどんにしても美味しい。
塩皮鯨を使う料理は日本全国にあります。くじら汁で検索すると、日本中の色々なくじら汁が出てきます。
我が家では、塩皮鯨で出汁をとった汁で食べる鯨うどんが昔からありました。

復活した小森ナスで作る信州郷土料理、丸茄子のおやき(妻女山里山通信):丸茄子のおやきのレシピ!!!!

「村上春樹さんのピーター・キャットを中心とした70年代のクロニクル」というムサビの美大生時代に彼のジャズ喫茶でアルバイトしていた当時のブログは世界中からアクセスがあります。この文章をクリックで見られます。ロンドンに5週間住んでいて、Queenのフレデイ・マーキュリーの恋人のメアリー・オースチンが勤めていたBIBAの店で当時の私の恋人が彼女からジャケットを買った話。70年代の美大生の赤裸々な日々が見られます。

好評だったブログ記事:「ブラジルへの郷愁」レヴィ=ストロース 川田順造訳 みすず書房。文化人類学、また構造主義におけるバイブルのひとつ(妻女山里山通信)は、都合によりリンク先の楽天ブログに移転しました。

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